2022.10.11

選りすぐりのワインと職人による窯焼きピザが名物の洋風居酒屋 〈富士屋本店 渋谷〉

 

mina本誌で美味しいお酒が飲める店を紹介する「東京深酒場」連載より、渋谷桜丘町にあるお店を紹介します。

 

 

あの名店の系譜を継ぐ、使い勝手抜群なお店

 

高層ビルがそびえる渋谷の中心部。そんな大都会の風景を横目に歩道橋を渡り、本日の目的地、渋谷桜丘町へ向かう。ここはかつて、呑んべえの聖地とも称された大衆酒場、富士屋本店があったエリア。同店は再開発のため2018年に幕を閉じたが、ほどなくしてその屋号を受け継いだ洋食居酒屋、富士屋本店 渋谷が近くに誕生した。

 

こちらは系列のワインバーと、ピッツェリアが一体になったお店。酒屋さんが母体というだけあり、ワインはフランスやスペイン、オーストリアなど各国から揃えた銘柄約80種、加えて焼酎やサワーもラインナップする充実ぶりだ。店内にはゆったり過ごせるテーブルやカジュアルなハイテーブル、オープンキッチンに沿ったカウンターをそなえ、シーンによって使い分けできるのも魅力的。「数人で来店された方が、後日おひとりでいらっしゃることも多い」とは店主の佐々木さん。どの席もほどよい広さで、再訪するのも納得の居心地のよさがある。

 

 

お酒が進む焼きたてピザと和洋のメニューが勢揃い

3種のトマトのマリナーラ&プロシュートとセルバチコを載せたモンテビアンコ(ハーフ&ハーフ 1,485円)は、爽やかなオーストリアワイン、ヴェスリ(グラス 880円)と。

 

1杯目に勧められたのは、焼酎にレモンの実と皮を3日漬け込んだ自家製レモンサワー。きゅっと心地いいほろ苦さがあとを引く“呑みスイッチ”をオンにするのにはうってつけの一杯だ。メニュー構成は窯で焼き上げるピザのほか、一品料理やお新香などのつまみが40種ほど。和洋の前菜や肉料理はどれも、ひとくち食べると料理人のひと手間が垣間見える。

 

そして外せないのは、ピザ職人でもあ る佐々木さんが腕をふるうピザ! ナポリピッツァをベースに、お酒に合うようトッピングや焼き加減を試行錯誤したそう。カリもちなピザの耳をかじりながら「次はワインかな……」と、狙い通りにお酒が進み、お腹もいっぱいに。軽く一杯やりたいときや友人同士の集まりと、どんな場面でも間違いない富士屋本店 渋谷は、誰かとシェアしたくなるとっておきの場所だ。

 

 

富士屋のポテサラ(715円)は、オレンジエッセンス入りのマスカルポーネチーズソースが個性的。

 

軽く炙ったぶりに土佐酢のジュレを合わせた、低温調理ぶりの焼きしゃぶ仕立て 770円

 

 

種類豊富なピザメニューはミニサイズも頼めます

女子人気が高いモンテビアンコや旬の食材を使ったピザなど、12種類を用意。ひとり飲みやいろいろ食べたいときにはミニサイズでも頼めて、単品価格を基準に割引されるのも嬉しい。それぞれハーフ&ハーフでも注文可。

 

 

 

富士屋本店 渋谷
住所:東京都渋谷区桜丘町24-4 第五富士商事ビル1F
休日:日曜・祝日
☎︎03-3461-1195
【Instagram】@fujiyahontenshibuya
【お客の男女比】4:6
【おひとり様の割合】1割弱
【席数】60
【混雑する日】金曜と土曜の19時〜
【ビール1杯の価格】605円〜
【お通し】席料330円
【ランチ営業】なし
【現金以外の支払い対応】クレジットカード

 

 

◎撮影/川原崎宣喜 ◎取材・文/金城和子

価格は税込です。店舗情報、商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。

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あの街、冬さんぽ。/
清野菜名

  • ◆行くなら、やっぱり温泉宿。
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