今や無印良品のすべての食品のなかで人気1位のバターチキン。私たちの心を掴んで離さない理由は、現地調査の努力にも代表される改良の歴史にあり。
~無印良品バターチキンカレーの変遷~
\教えてくれたのは………/
無印良品
カレー担当 木島さん
2023年カレー担当に就任。現地調査歴はインドに2回。マッシュルームマタルが好き。
「常にもっといいものにしたい、という思いで改良を考えています。すでに7代目の構想もあります。研究して、現地調査で答え合わせして、の繰り返しですね」(木島さん)。
▼初代
日本のカレー粉で白米に合う!
本場インドをお手本にしつつも日本らしい味わい。
▼2代目
単品スパイス使いで味に深みが!
初のインド現地調査でスパイスの使い方を学び、単品スパイスを独自配合。本格的な味わいに近づく。
▼3代目
欠かせないスパイスをイン
現地調査で食べてもらったところ、カスメリティというバターチキンに欠かせないスパイスの存在を聞き、追加。
▼4代目
バター「ギー」を追加でまろやかさUP
現地調査もあり、メイン食材のバターをインドでよく使われる 「ギー」 に変更。まろやかさと奥深さマシマシに。
▼5代目
重要な要素のトマトを見直す
味を決める要素のひとつであるトマトの配合を見直し。
▼6代目
キースパイス「ビッグカルダモン」追加
2023年に現地調査開催。キーとなるスパイスのひとつを追加で配合。
素材を生かしたカレー バターチキン 180g 350円/無印良品
昨年バターチキン15周年を記念して歴代バターチキンを限定復活させたところ、話題に! また出会えることがあるかも?
Photo / Sasaki Takeshi(SOIL Inc.) Illust / Tokumaru Yu
2025年mina4月号より
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