2022.08.15

【週末“非日常”TRIP】マステ好きなら必見! 岡山・mtアートを巡る旅

 

いまやマスキングテープの代名詞になっている<カモ井加工紙>の<mt>ブランド。岡山県生まれのこの<mt>が、岡山県の瀬戸内市や、瀬戸内国際芸術祭(通称:瀬戸芸)が開催真っ最中の岡山市犬島とコラボレーションを行っています。美術館やヨットハーバーなどの建物がmtのマステでラッピングされ、まるでアート作品のよう。さらに、限定のmtグッズも多数登場! 期間は8月31日まで。ぜひこの週末に、いまだけのmtアートを体験してみませんか?

 

 

空間を生かしたmtアートやオブジェを体験! 瀬戸内市立美術館

 

瀬戸内市ゆかりの作家の作品を収蔵している瀬戸内市立美術館。今回特別に3、4Fの展示室にmtを使ったアートやオブジェが展示されています。こちらは時間によってライティングが変わり、幻想的な雰囲気を醸し出す<波間>。どの作品も撮影が可能なので、アーティな写真をぜひ挑戦を。

 

 

<Tube>(写真上)は、mtが吊るされた鏡張りの小部屋。中に入れば異空間に迷い込んだよう。

 

瀬戸内市立美術館
住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4911
電話:0869-34-3130
営業時間:9:00〜17:00(最終入場は16:30)
休館日:月曜
料金:大学生以上500円
HP:https://www.city.setouchi.lg.jp/site/museum/

mtを使ったワークショップも行われているので要チェック。

 

 

mtラッピングされたクラブハウスでお買い物。牛窓ヨットハーバー

 

西日本で最大級の規模と言われる牛窓ヨットハーバーもmtとコラボ。瀬戸大橋を思わせるクラブハウスが爽やかなカラーのmtでラッピングされています。2Fの期間限定のショプではオリジナルグッズも販売されていて、景色を眺めながらショッピングが楽しめます。

 

牛窓ヨットハーバー
住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓5414-7
電話:0869-34-5160
営業時間:9:00〜17:00
休館日:火曜
料金:無料
HP:http://ushimado-yh.jp/official/

クラブハウスの一角にある<港の中のキッサテン>でひと休みもできます。

 

 

戦前の赤屋根のアトリエをデコレーション。牛窓オリーブ園

 

牛窓オリーブ園は約2000本ものオリーブが栽培されている、瀬戸内海が一望できる広大な公園。オリーブに魅せられ、瀬戸内の風景を描き続けた画家・佐竹徳のアトリエがmtとコラボ。戦前から残る歴史を感じる佇まいに不思議とmtがなじみ、唯一無二の空間に。

 

 

天気がよければ、明石海峡大橋、瀬戸大橋のほか瀬戸内の多島美を臨めるオリーブ園の展望台も、mtでラッピング。この日は珍しく曇りでしたが、晴れの国・岡山の青い海と空、そして展望台の青いドットのコントラストはぜひ実際に体感を!

 

牛窓オリーブ園
住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1
電話:0869-34-2370
営業時間:9:00〜17:00
休館日:mtアート開催中は無休
料金:無料
HP:https://nippon-olive.info

オリーブショップ2Fの<山の上のロースタリ>では美味しいコーヒーを味わうことも。

 

 

国登録有形文化財の銀行も! 街角ミュゼ牛窓文化館

 

カーテンのように垂れ下がり、ゆらゆら揺れる様子が涼しげなmtのラッピングが施されたのは、国登録有形文化財の建物。牛窓銀行本店として大正4年に建てられ、今では地域の歴史文化を展示するなど、交流の場所になっています。こちらも期間限定でmtグッズを販売。

 

街角ミュゼ牛窓文化館
住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2835-1
電話:0869-22-3953(瀬戸内市文化観光課)
営業時間:9:00〜17:00
休館日:mtアート開催中は無休
料金:無料
HP:https://www.city.setouchi.lg.jp/soshiki/23/122206.html

 

 

犬島の<白い家>は開催中の<瀬戸芸>と一緒に楽しもう

 

今年で5回目を迎える瀬戸内国際芸術祭。その舞台のひとつになっている岡山市の犬島は、定期船で岡山市の中心部から約60分で行ける、約30人強が暮らす小さな島。<瀬戸芸>では、島にあちこちに点在している、空き家を利用した<犬島「家プロジェクト」>というアート作品を楽しめます。この<瀬戸芸>と一緒に、mtコラボのアート作品を鑑賞できるのは今だけ(mtアート作品自体は2023年3月31日まで楽しめます)。mtでカラフルに彩られた白い壁が特徴的な空き家は、外観と内観で違った魅力が楽しめます。限定で販売されているグッズも要チェック!

 

ほかにも海沿いのフェンスがmtで飾られていたり、防波堤がデコレーションされていたり、島のあちらこちらでmtコラボのアートを見ることができます。

 

犬島/白い家
住所:岡山県岡山市東区犬島
電話:086-465-5800(カモ井加工紙)
営業時間:9:00〜16:00
休館日:火曜
料金:無料
犬島のmtショップ限定で1,000円購入ごとにレアなテープを1個もらえます!

 

 

合わせて楽しみたい、アートな美食。大原美術館プレミアムモーニングツアー

 

アートつながりでぜひ一緒に立ち寄りたいのが、クロード・モネの名画《睡蓮》などが所蔵されている、倉敷市にある大原美術館の特別企画<大原美術館プレミアムモーニングツアー〜モネの朝食〜>。美術館の開館前の朝8時から貸し切りで、特別解説員が語る秘蔵エピソードを聞きながら作品を鑑賞し、その後、隣接した倉敷国際ホテルにて、クロード・モネのレシピを再現した朝食を味わうことができるんです。

 

 

クロード・モネは美食家としても知られており、自宅に菜園を作り、野菜やハーブ、香辛料を育て、食材の新鮮さを大事にした食事を味わっていたそう。その現存するレシピを再現したのがこのスペシャルモーニング。倉敷<藤原ファーム>の洋野菜サラダを添えた鴨のパテや、<お日たま>という岡山産の卵を使ったポーチドエッグ、そして岡山といえばのフレッシュなフルーツなどを朝から贅沢に味わえ、なんとも至福の時間! 

 

 

プレミアムモーニングツアーを楽しんだあとは、ぜひ暫定開館中の新児島館(仮称)にもお立ち寄りを。日本を代表する現代美術作家・ヤノベケンジ氏の作品《サン・シスター(リバース)》が鎮座しています。もとは東日本大震災の復興を願い制作された作品で、今回、新館開館に伴い、コロナ禍における倉敷市や大原美術館の再生を願って、装いを新たにしたもの。《サンシスター(リバース)》は再生を願って、不定期にこの姿から「立ち上がる」のですが、それがどんな姿なのかは、実際に見てのお楽しみ。

※2022年11月30日(水)で一般公開終了予定

 

大原美術館プレミアムモーニングツアー〜モネの朝食〜
住所:<大原美術館>岡山県倉敷市中央1-1-15
   <倉敷国際ホテル>岡山県倉敷市中央1-1-44
電話:086-422-0005(大原美術館)
所要時間:2時間(8:00〜10:00、7:50集合)
開催日:〜9月の毎週日曜(9/4を除く)、10/2、9、11/20、12/4
料金:1人7,100円(要予約)
HP:https://okayama.visit-town.com/visittour/ohara-monet_dc/

 

大原美術館 新児島館(仮称)
電話:086-422-0005(大原美術館)
営業時間:10:00〜16:00
休館日:大原美術館の開館予定に準ずる
料金:無料

 

 

この夏の岡山は、mtをメインにアート三昧。まだまだ間に合う夏旅。友人とでも、もちろんひとりでも楽しめるアートな岡山旅、ぜひ体験してみてください。

 

◎取材協力/岡山県

 

記事内掲載商品価格は税込価格となります。
記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。

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