2024.10.10

編み物作家 藤本奈々子さんインタビュー「好きを形にできる編み物にずっと夢中!」【クリエイターが語る、“編むこと”の魅力 Vol.2 】

ファッション好き、編み物好き、古着好きなみなさんに、ニットについて聞いてみたら……。憧れブランド、オーダーメイド、手編みなどなど、ニット愛に溢れるエピソードがありました!

 

 

趣味が高じてブランドを立ち上げるほど、その世界にのめり込んだクリエイターの方々をピックアップ。今回は、編み物作家としてハンドメイドニットアイテムや編み図の販売など、SNSを中心に活動している藤本奈々子(@112_ichijuuni)さんにインタビュー! 藤本さんのニット愛について、既製品にはないオンリーワンを追求できる手編みの魅力をお届けします。

 

Q,まず、編み物を始めたきっかけを教えてください!

A, 小さいころから編み物に親しんできたのは、ものづくりが好きだった母の影響。編み物作家として活動を本格化させたのは、結婚して時間ができてからです。じっくり編み物に取り組むようになったころ、はじめてフリマアプリなどでミニポシェットを販売したら、思いのほか好評だったんです。それを機にオンラインショップを開設し作品の販売を始めました。

 

 

 

Q, ブランドのこだわりは?

A, 可愛い食べ物や美しい情景など、身のまわりのもの、目で見たもの、日々感じたことなどから着想を得て、それらを編み物で表現しているところです。作品ごとにコンセプトを立てるのもこだわり。また、完成品でなく考案した編み図を販売しているのは、たくさんの人に編み物を楽しんでもらえるようにという思いからです。

 

Q, ズバリ!編み物の魅力は?

A, 毛糸という1本の糸から、形あるいろんな作品を自在に生みだせるところです。それに、今は仕事として、編むことが当たり前になっていますが、本来は、編み物をしている最中が癒やしの時間でもあるんです。仕事になった今でも編むと幸福度がアップします。

 

編み物を始めるきっかけとなった、はじめてつくったポーチは今でも大切に保管しています!

子どものころにはじめて編んだ白と赤の配色のポーチです。ほかにも思い出の作品を掘り起こしたら大量にありました(笑)。

 

 

PROFILE

藤本奈々子さん @112_ichijuuni

藤本さんが手掛けるのはクロシェ編みのデザインを中心に展開するハンドメイドECショップ「112(いちじゅうに)」。バッグや帽子、ニットなどのファッションアイテムを販売。

 

 

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Photo / Wacci 

mina2024年11月号より

 

 

 

 

 

 

MAGAZINE

mina 2024年12・1月合併号

COVER STORY

 STORY of WEEKEND
HANDSOME JACKET 奈緒 秋の終わりから、メンズジャケットを羽織って。

  • ◆この秋冬は「ジャケット」さえあれば。
  • ◆カジュアル好きのふたりが着たい「週末テーラード」
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