2022.07.04

【レポート】こだわり女子の「偏愛」ライフ事情(あべのぞみさん×アクセパーツ)

自分だけのこだわりを持ち、あるモノを偏愛する女子にクローズアップするこの企画。今回は、アクセサリーにハマっているというあべのぞみさんにインタビュー! どうして集め始めたのか、その理由について聞いてみました。

 

 

職人さんが手作りしたパーツの、唯一無二の魅力に惹かれます

19歳のころからアクセパーツを集め始めたというあべさん。一体アクセパーツのどんなところに惹かれたのでしょうか?

 

「家の近くにお店が少なくて欲しいアクセが見つからず、それなら自分で作ろうとオンラインでパーツやビーズを買い始めました。最初はただなんとなく集めていましたが、パーツにもカメオやインタリオ、カボション、浮き彫り、沈み彫りなど種類や彫り方がたくさんあって奥深いことを知り、より興味が出てきたんです。

 

中でも惹かれるのはアンティークのもの。職人さんの手作りのものは、同じパーツでも雰囲気や彫り、影などの表情がひとつひとつ違って唯一無二の魅力があるんです。パーツを選びながら、その時代背景を想像しています。今気になっているのは沈み彫り技法のインタリオガラス。アクセサリーを作りながら“ここに映る影は? どんな揺れ方で、どんな透け方をするんだろう?”と考えるのが楽しい。ほかには、黒ベース×ゴールドの組み合わせも、ヴィンテージ感があって惹かれますね」。

 

本日あべさんが訪問した自由が丘の『le meace』は、ヨーロッパのヴィンテージパーツが豊富なアクセパーツ専門店。数あるなかから選んだパーツは、普段どのように楽しんでいるのでしょうか?

 

「選んだパーツはインテリアとしても活用しています。以前はケースで保管していましたが、最近は存在感のある絵になるパーツを“飾る”ように。パーツに合わせて置き方を考えています。

 

 

あべのぞみさんのお気に入りの飾り方を3つ紹介

お気に入りはマーブル柄のストーンのペンダントヘッド

一番好きなパーツは、小皿に乗せてベッドサイドに置いています。マーブル柄のストーンのペンダントはひとつひとつ柄や色が違うので、じっくり時間をかけて選び抜いた子たち。台座の装飾も凝っているので、見ていて飽きないパーツです。

 

フレームに並べたパーツを愛でるだけでテンションUP

お気に入りランキング上位のパーツをフレームに並べてみたらとっても美しかったので、それ以来このようにお気に入りを並べて、玄関のチェストに置くようになりました。出かけるとき、帰ってきたときに見ると、テンションが上がるパワースポットです。

 

どの角度も美しい球体ビーズはガラスの花瓶に詰め込んで


球体のビーズは、どこから見ても装飾が見えるので一輪挿しの小さな花瓶に詰めて置いています。ブラックベースにシルバーやゴールドの装飾が施されたビーズが好きなので、そういったデザインのビーズをまとめて詰めています。

 

 

アクセパーツ集めを通して自分らしさを知りました

アクセを見える場所に置くことは、もうひとつ大きな意味があって。“自分を知る”ことに繋がっているんです。今までは趣味もなく、自分らしさもわからず、液体みたいにもやもや~としていたのが“こだわる”喜びを見つけたことで、やっと個体になったような感覚です。パーツが作られた時代背景を想像して感動したり、影や揺れの美しさに心惹かれたり……パーツを選んでいくことで、私らしさに気づきました。それを忘れないようにできたらいいなと思っています」。

 

 

-Profile-


あべのぞみさん(25) @nozomi_421_
岩手県出身。ROSE BUD プレス。今回撮影したお店、『le meace』で大好きなスズランのパーツを見つけたので、いつか欲しいと思っているんだとか。これからは蚤の市などでのパーツ探しも楽しみたい!

 

 

SHOP INFO

le meace(レミース)

フランス、ドイツ、チェコなどのヨーロッパを中心に買い付けたアクセパーツを、2000種類以上扱うお店。ヴィンテージのカボション、カメオビーズなどさまざまジャンルが揃う。アクセサリーパーツが詰まった瓶がずらりと並ぶ様は圧巻です! あべさんは、黒ベース×ゴールドのカボションでリングを作りました。

住所:東京都目黒区自由が丘1-25-9 自由が丘テラス2F
電話番号:03-5726-9198
営業時間:11:00~19:00
定休日:無休
@lemeace

 

 

◎写真/猪原 悠 ◎取材・文/橋本いずみ

MAGAZINE

mina 2024年6月号

COVER STORY

TO MEET THE GOOD SHIRT 私にぴったりのシャツを探しに。芳根京子

  • ◆ふたりでおんなじシャツを着る。
  • ◆これからもずっと着たい「偏愛シャツ」
gototop