うだるような暑さの休日午後13時。こんな日に喉の乾きを癒やすならアイスコーヒーよりも、パンチのあるビールやレモンサワーが正解でしょ。そうと決まったら昼から居酒屋に駆け込むしかない!
昭和レトロな下町の昔ながらの居酒屋に、みんなでワイワイ楽しめるビアガーデンまで、昼から飲めるおすすめスポットをご紹介。
一杯目はやっぱりビール? つまみは何を頼もうか? せっかくだからこのあと、気になっていたあの店も覗いてみる? まだまだ時間も早いし、休みだし、楽しみがどんどん膨らんで……、さあ夏の昼飲みのはじまりです。
ホッピー通りで、名物のあっさり塩味の煮込みをいただく!
【浅草】居酒屋 どん
Photo / Kawaharazaki Nobuki Styling / Watanabe Keiko Hair&Make / Taniguchi Rina Model /Chikuni Megumi, Yoshikura Aoi, Matsuki Ikumi
浅草の「ホッピー通り」は、外に席が張り出した店が通りに立ち並ぶ、昭和の下町の雰囲気を残したどこか非日常的な空間。どこも開放的な店ばかりで入りやすくて迷うけど、まず1件目はあっさり塩味の煮込みが名物の『どん』に決定! ほか、ユッケなど軽いつまみとお酒メインで喉を潤したら、昼飲みなので2杯ほどで次のお店へ。
(左)優しい塩味が軽くて美味しい、名物の「牛すじ煮込み」(650円)。
(右)さっぱりとした「マグロユッケ」(850円)もおすすめです。
居酒屋 どん
☎03-3461-1627
営業時間:11:00〜L.O.21:00
定休日:木曜
希少部位もいただける、豚のもつ焼き専門店
【上野】もつ焼き煮込み ヤリキ上野支店
Photo / Shimoda Naoki
上野駅の不忍口から御徒町方面へ歩くと、活気あふれる上野のガード下の通りが目に入る。なかでも上野に来たら食べずには帰れないのがもつ焼き。『ヤリキ上野支店』は上野に4店構える豚のもつ焼き専門店。毎日仕入れ、店内で仕込み、その日のうちに売り切れるため、鮮度が自慢です。聞き馴染みの少ない、ちれ(脾臓)やおっぱい(乳)などの部位が税込でも200円以下というから、希少部位デビューにもぴったり。
「あぶりタン刺し」(616円)はお客がInstagramに上げる確率が高いとか。
「名物ヤリキサワー」(583円)も一緒にどうぞ。
もつ焼き煮込み ヤリキ上野支店
☎03-6803-2940
営業時間:平日15:00〜23:30、土曜12:00〜23:30、日曜12:00〜22:00
定休日:なし
ツウに倣って、昼からジャン酎とうなぎのカブト焼きを堪能
【赤羽】鯉とうなぎのまるます家 総本店
Photo / Hanamura Katsuhiko
11時の開店と同時に満席になるほどの人気店。ほとんどのお客が、グラス1杯ずつ注文するよりもお得な、水色のラベルのジャン酎(ジャンボ酎ハイ)を注文しているとか。別売りのモヒートセット、梅干し、生レモンを注文するのがツウらしい。もちろん『ジャン酎ひとり1本まで』の張り紙も(笑)。
常連さんの定番メニューである「ジャン酎」(1,400円)。ミントとライムがセットになった「モヒートセット」(150円)も一緒に注文を。
つまみで人気なのは「うなぎのカブト焼き」(2本400円)。お手頃だから早く売り切れてしまうことが多いので、早めのご注文を。
鯉とうなぎのまるます家 総本店
X:marumasuya1
営業時間:11:00〜19:00
定休日:月曜
創業97年。吉祥寺で焼き鳥といえばの「いせや」
【吉祥寺】いせや総本店
Photo / Ishihara Marie(fort)
精肉店から始まったいせやの創業は昭和3年。吉祥寺のシンボル的な有名店には、県外から足を運ぶ人も多いそう。専門店ならではの炭火焼き鳥はどれでも1本100円。前12種類、すべて制覇したいところ! 大通りに面した立ち飲みスペースのほか、テーブル席もあります。
持ち帰りも人気。欲しい本数を注文用紙に書き入れたら、その場で焼き上がるのを待ちましょう。井の頭公園で食べるのもおすすめです。
いせや総本店
Instagram:kichijojiiseya
営業時間:12:00〜22:00
定休日:火曜
価格は税込です。店舗情報、商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。