ガチのプライベート空間にお邪魔して、部屋づくりや暮らしぶりについて取材すると、ふとした答えに、大切にしていること、興味のあること 、生きざまや生きがい、そして芸人イズムまでが透けて見えた。それぞれの意外な素顔に注目!

統一感と完成度の高さはインテリアショップさながら
完璧な統一感で貫かれた山本さん宅。それもそのはず、家具から雑貨に至るまでほぼすべてをアクメファニチャーで揃えている。
「家具だけじゃなくて照明やゴミ箱なんかも全部アクメで揃えましたね。カーテンやクッションの柄とか、ソファやカーペットの質感が、昔のアメリカ映画に出てくるいなたい部屋って感じでいいでしょう?『ストレンジャーシングス』みたいな」

以前に住んでいた部屋は、モモナチュラルで揃えたアルダー材の家具を中心に据え、北欧系の部屋づくりにハマったという。インテリアに造詣が深いその理由を尋ねると予想外の答えが返ってきた。
「昔ね、家具屋さんとつき合ってたんですよ。部屋のことを相談するうちに好きになっちゃって(笑)」

ダイニングテーブル横に、多肉植物やサボテンの仲間を飾っている。額装しているのは、草間彌生のシリアルナンバー入りの作品。
さて、現在のリビングで存在感を放つ植物は優に50鉢以上。長いつき合いになる鉢もたくさんある。

「昔なんとなく100円ショップで買ったのがきっかけで、大きいものはもう8年、9年になるかな。大きい鉢に植え替えてやると、根が成長できるので大きくなるんですよね。今は珍しいものもいろいろ増えてきちゃって、バルコニーにも棚を置いて、日光が好きな植物は外に出してます」
そんな山本さんの憧れの植物は、屋外での管理が必須といわれる盆栽。愛する植物のため、大きなバルコニーつきの物件に引っ越す日は近いかもしれない。

50年代から70年代後半に旧西ドイツに存在したファットラバという工房の陶器が並ぶ。「コロナ禍にハマって、海外のフリマサイトを通して個人売買で集めました」
PROFILE
タイムマシーン3号 山本浩司さん
Instagram:@yamamoto.tm3
2000年コンビ結 成。『M-1グランプリ』及び『THE SECOND』ファイナリスト。日本テレビ『有吉の壁』、TBS『ラヴィット! 』、ほか出演中。公式YouTubeチャンネルは週2回ペースで更新中。
mina12・1月号では、インタビューのほかに山本さんの部屋にある観葉植物などを掲載🌱
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◎photo / Uehara Mitsugu
2025・2026年mina12・1月合併号(2025年10月20日発売)より
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