踊るコラボアイテムを、ユニクロのサービス「UTme!」で製作! minaと縁のあるクリエイター陣と、「週末」をテーマにクリエイティブを進め、アーティだけど日常着にぴったりなスウェットシャツが完成しました。そのあたりの製作秘話、じっくりと語ってもらいます!
collaboration①
× 花梨
▼collaboration creator
花梨(モデル・コラージュアーティスト)
Instagram:@karin_works_
モデルとして活動するかたわら、コラージュアーティストとして広告、雑誌、音楽関連のアートワークを担当する。2025年6月には、個展「アステロナに夜が降る、それはピンクで青で淡い水色。」を開催し、話題に。
\ KARIN TALK about Collaboration /
Q.ご自身の創作活動において、何を大切にされていますか?
A.必要なものを選びぬく感性を日常の中でも養い続けること
惹かれるものとそうでないものを、感性で仕分ける作業を大切にしています。私の場合は自分の好みを自覚すると心を穏やかに保つことができて、製作に集中して取り掛かれるんですよね。作品にはいつも物語性を持たせていて、ストーリーを詳細に決めてからコラージュの構成を考えています。好きな素材ばかりを詰め込んでいては、既視感のある作品になって独創性に欠けてしまうため、いつもなら選ばない素材も表現の一部として使うように意識しています。
作家活動の原動力になっているのは「旅」ですね。今まで知らなかった世界に飛び込むと感情が揺さぶられ、それがインスピレーションとなっていいアイデアが浮かんできます。
Q.今回の「週末」というお題目を作品にどう落とし込みましたか?
A.現実ではあり得ない世界を通じて「週末の贅沢」を表現しました
週末という言葉から真っ先に思い浮かんだのは、イタリアで出会ったどこまでも続くカントリーロードでした。今回のテーマにぴったりだと感じて、当時撮影したフィルム写真をすぐにコラージュの素材として使おうと決めました。
もうひとつ思い浮かんだのは、今年8月に訪れた北海道での出来事。自然に囲まれて過ごしたランチタイムがあまりにも心地よくて、それ以来、週末になるとピクニックに行きたくなってしまいます。そんなふたつの旅の記憶を掛け合わせて、非現実的なシチュエーションをコラージュで表現しました。頭が蝶になったカップルや9月のカレンダーを運ぶ渡り鳥など、ファンタジーな要素も加えて、週末の自由さと特別感を描いています。
Q.コラボしたスウェットシャツをどのように着て欲しいですか?
A.常着のアクセントに取り入れてアートのおもしろさを感じてもらえたら
シンプルながら個性的なデザインではあるので、ぜひ普段のコーデのアクセントとして楽しんでほしいです。個人的にはジュエリーを加えて、大人っぽさをプラスするのが今の気分。私はアーティストがデザインしたプリントTが好きで、美術館に行ったら必ず買っちゃいます。このスウェットシャツがきっかけになって、手に取ってくれた方の生活にもアートが溶け込んでいったら光栄です。
\ コラボアイテムを読者のみなさんへプレゼント! /
カラバリはホワイトとブラックの各2色展開で、サイズはM~XLの3サイズを各1名、計18名様にプレゼント! 下記プレゼントページのアンケートに回答のうえ、希望アイテム欄に「UTme!コラボスウェット」とプレゼント番号(A~F)、希望サイズ(M、L、XLから選択)を記入し、送信してください。トートバッグはセットでお届けします。
Photo / Imajo Jun Hair & Make-up / Taniguchi Rina model/Karin Edit / Seno Ryuto
※衣装はすべて本人私物です。
2025年mina11月号より
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