2022.09.07

【レポート】こだわり女子の「偏愛」ライフ事情(りこさん×餃子)

 

自分だけのこだわりを持ち、あるモノを偏愛する女子にクローズアップするこの企画。今回は、とにかく餃子が大好きでたまらないというりこさんにインタビュー! どうしてここまでハマったのか、その理由について聞いてみました。

 

町中華のお店ごとの焼き方や餡、皮の違いを比べて楽しんでいます


「1カ月に10回以上餃子を食べることもある」というりこさん。餃子の専門店である、ここ『亀戸餃子』にもすでに訪れたことがあるそう。それにしても、なぜ餃子なのでしょうか?

 

「ここの餃子は野菜が多めで脂っこくなくヘルシーなんです。初めて来たときには5皿25個を完食しました! 私はカラシを溶かずに、シンプルに醤油とお酢で食べるのが好き。餃子を食べたらビールをひとくち飲むという流れで食べるのが、私なりのおいしい食べ方です。

 

餃子が好きな理由は、モチモチした皮の質感とパリッとした焼き目の組み合わせがたまらないから。皮と餡のバランス感や、ひとくち食べるだけで満足感があるところ、それに、白米はもちろん、チャーハンやラーメンとも相性がいいんです。家でもよく母親が手作り餃子を焼いてくれました。家には冷凍餃子も常にストックされていたので、とっても身近な存在で、家族で宇都宮に餃子を食べに行くことも。最近特にハマっているのは“町中華の餃子”。あるときInstagramにモチッとした皮の餃子の投稿が出てきて興味が溢れました!」

 

人の手でひとつずつ丁寧に包んでいる餃子には、愛情が詰まっていそう


今はInstagramでアカウントをチェックしたり、おすすめに出てくるお店をストックして、それを参考に休日は餃子を食べ歩く日々。最近では“町中華”を巡っているんだとか。

 

「最初に行ったのは、ピンク色のチャーハンが有名な下北沢の『珉亭』。大判サイズのしっとりつるんとした皮に、野菜と肉のバランスのいい餡が詰まった餃子がすごくおいしくて。それまで知らなかった“町中華の餃子”が気になりだしたんです。

 

町中華には、それぞれのお店によって違う作り方、焼き方があるのが興味深いんです。さらに顔が見える店内でひとつずつ丁寧に包んでいるんだなぁと思うと、そこには愛情がギュッと詰まっていそうで、すごく幸せを感じます。アットホームな雰囲気も通いたくなる理由ですね。週に2〜3店舗回ることもあって。昼間外で食べて、家に帰ったら夜ご飯が餃子で1日に2回餃子なんて日も。それもむしろ嬉しいくらい。お店ごとの焼き方や餡、皮の違いを比べて楽しんでいます」。

 

 

そんなりこさんの、お気に入りをほかにも紹介。

餃子の店 おけ以 (飯田橋)

 

野菜がたっぷり入った脂っこくない餃子は、大きめサイズが1皿に6個も乗ったたっぷりボリューム。やさしいお味の卵チャーハンは餃子との相性抜群なので、ぜひ一緒に食べて欲しいメニューです。テーブル席もあるので、グループでワイワイ食べに行くのも◎。

 

 

台北餃子 西荻窪張記 (西荻窪)

 

焼き餃子ももちろんすごく美味しいのですが、イチオシは「張さんのあっさり水餃子」。厚めの皮がもっちもちで、1つ食べただけでも満足感があります。店内にはネオンサインがあったり、内装のデザインがかわいいので映える写真も撮れます!

 

 

みんみん(吉祥寺)

 

皮がモチモチしていて、肉汁がすごく多くてジューシーな餃子。吉祥寺のハモニカ横丁内にあって、レトロ感のある雰囲気が私好みのお店です。店内でおばあちゃんが餃子を包んでいる姿にほっこりしながら、餃子をいただきました。

 

 

 

 

「まだまだ、いろんな餃子を味わってみたいですね」というりこさん。
餃子巡りはやめられなさそうです!

 

 

PROFILE

 

りこさん(22) @k_riko_ _

埼玉県出身。カフェ店員。西荻窪にある日本茶と抹茶が専門のカフェ『Saten Japanese Tea』のスタッフとして働いているりこさん。カフェ巡りも好きなので、餃子を食べたあとはカフェにスイーツを食べに行くのも楽しみのひとつなんだとか。

 

SHOP INFO

亀戸餃子 本店

 

1953年創業の餃子専門店。餃子以外の食事メニューはなく、1皿5個の餃子は2皿からのオーダーで、お皿が空くと次の餃子を持ってきてくれるのが特徴。カウンター席と小上がり席があるので、ひとりでもグループでもOK。「国産野菜を使用した旨味たっぷりの餡を薄めの皮で包んだ餃子は、軽くて何個でも食べられます。壁には何皿食べたらいくらかがすぐわかるように、手描きの値段表が貼ってあったり、昔ながらの雰囲気のアットホーム感が好きです」(りこさん)。お店的おすすめはカラシを付けていただくスタイル。

 

住所:東京都江東区亀戸5-3-3
電話番号:03-3681-8854
営業時間:11:00~20:00 (LO19:30 ※餃子が無くなり次第終了)
定休日:無休

 

 

◎写真/MISUMI  ◎取材&文/橋本いずみ

 

 

価格は税込です。店舗情報、商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。

MAGAZINE

mina 2024年6月号

COVER STORY

TO MEET THE GOOD SHIRT 私にぴったりのシャツを探しに。芳根京子

  • ◆ふたりでおんなじシャツを着る。
  • ◆これからもずっと着たい「偏愛シャツ」
gototop