2022.05.23

【レポート】こだわり女子の「偏愛」ライフ事情(後藤さりさん×カレー)

自分だけのこだわりを持ち、あるモノを偏愛する女子にクローズアップするこの企画。今回は、カレーにどっぷりハマってしまったという後藤さりさんにインタビュー!  食べ歩くのはもちろん自分でスパイスから調合して作るのも大好きという彼女に、カレーの魅力について聞いてみました。

 

 

カレーのおかげで行動範囲が広がって人見知りもなくなりました

巡ったカレー屋だけを載せたInstagramのアカウントを作るほど、カレーにハマっている後藤さん。今ではその投稿も50を超え、週に1回は必ずカレーを食べに行っているんだそう。

 

「1日に3軒カレー屋さんだけをハシゴしたこともあります。一番好きなのはスパイス系のカレーで、お店によって全然味が違うのが好きなところ。ここ『カルパシ』も絶品で、私の中の下北沢のカレーベスト3のうちの1店。かなりリピートしています。基本カレーを食べに行く時はひとり。「写真を撮って“どんなスパイスを使っているんだろう”と考えながら食べています。ひとりで考えを巡らせ、食べるのに集中する。そんな時間がいいんです。今では渋谷と下北沢のカレーはほぼ制覇したので、今年の目標は東京都内のカレーを食べ尽くすこと! 最近はカレー屋が多い鎌倉にもよく行きます。パッと行って、海を見てカレーを食べて帰るなんてことも。遠出をしたり、カレーのおかげで行動範囲が広がりました」。

 

 

後藤さんのお気に入りカレー3つ

 

ナイルレストランの「ムルギランチ」

銀座にある創業49年のナイルレストラン。「ムルギランチ」のチキンカレーは、お店の方がお肉をほぐしてくれる特別感があるカレーです。結構辛いのですが、サイドのマッシュポテトと一緒に食べるとまろやかになるので、ペロリと食べられます。

 

スマトラカレー共栄堂の「ポークカレー」

黒コショウがかなり効いていて、ピリッとしたお味です。ルーがカレーポットで出てくるので、自分でかけるのも楽しい! 神保町は欧風カレーが多い印象ですが、ここはスパイス系のカレーでお気に入り。

 

サリサリカリーの「スリーコースセット」

サラダとチャイがセットになった無水チキンカレーは、スパイシーで骨までホロホロになったお肉が本当に美味しい! 神奈川の白楽駅にあって、昔ながらの店構えがディープな雰囲気でとてもいい感じなんです。

 

 

 

カレーを食べながらスパイスのことを考えている時間が最高!

美味しいカレー屋を巡る。手作りカレーで味を極める。それだけではなく、後藤さんにとってはコミュニケーションのひとつだったり、ストレス解消だったり。カレーのおかげで世界がいろいろと広がったそう。

 

「イランやインドネシアなどの外国人の友だちとカレーを通じてより深く繋がれたり、もともとの人見知りがなくなってきた気がします。最近ではカレー作りにもハマっていて、3月には手作りカレーを振る舞うイベントも開催しました。スパイスは作るカレーによって使い分けていて、ひと味足りない時には、味噌や醤油を少しだけ入れる。そうするとこれだ! ってなるんです。カレーって終わりがないので、いろいろ研究中です。カレー作りって、私にとっては“ストレス解消”でもあるんです。玉ねぎを切って炒める行程は集中して無心になれるので、悩みごとがあるときはカレーを作って発散しています」。

 

 

-Profile-

後藤さりさん(25)@gotosari___

神奈川県出身。モデルとしてminaはもちろん多方面で活動中。カレー作りにハマっているという後藤さんが、今いちばん欲しい物はルクルーゼのお鍋。もちろん好きな食べ物はカレー。友人の出身地でもあるイランは、今最も行きたい場所だそう。

 

 

SHOP INFO

Curry Spice Gelateria KALPASI

予約の取れない超人気カレー店『KALPASI』の姉妹店。スパイスをふんだんに使用した南インドを感じるスパイスカレーと、スパイスを大胆に使ったジェラートが人気のお店。特徴の異なる豆、チキン、ポークの3種のカレーから、好みの組み合わせで楽しめる、カレー2種+ジェラートセット(¥1,680)がおすすめ。全部を混ぜて食べるのがおいしい!

住所:東京都世田谷区北沢2-12-2 サウスウェーブ下北沢1F
営業時間:11:30~20:00 
定休日:木曜
@kalpasi_shimokitazawa

 

 

◎写真/酒井貴弘(addict_case) ◎取材&文/橋本いずみ

 

2022年mina6月号より

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mina 2024年6月号

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TO MEET THE GOOD SHIRT 私にぴったりのシャツを探しに。芳根京子

  • ◆ふたりでおんなじシャツを着る。
  • ◆これからもずっと着たい「偏愛シャツ」
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