2026.04.03

再始動したねぎ塩豚丼、超十代のステージへ。4人が語る現在地と、その先に見据えるもの

 2026年3月31日、国立代々木競技場第一体育館で開催された「超十代 -ULTRA TEENS FES- 2026 presented by docomo」。再始動したばかりの4人組バンド・ねぎ塩豚丼が、この日のステージに立った。

ライブ直前。高揚感とわずかな緊張が入り混じるなかで、それぞれが見据える“今”について話を聞いた。


ライブ直前、それぞれの視点

——まずは今日の意気込みを教えてください。

なお(Vo./Gt.):今回、たぶん一番歌いやすくて。すごく気持ちよく歌えると思うので、その歌声を聴いてほしいです。

あいね(Dr.):こんなに大きいステージは初めてなので、会場全体に「ねぎしおとんどん」の音をしっかり届けたいです。

かずさ(Ba.):今日の演奏を少しでも覚えてもらって、「どこかで聴いたことがある」と思ってもらえるようなライブにしたいです。

さえ(Gt.):今日来てくださった方全員に、私たちのことを好きになってもらえるような演奏を届けたいです。


名前の由来にある“偶然性”

——バンド名の由来について教えてください。

あいね:4人でバンドを組んだ時にいろいろ案を出していたんですけど、どれもしっくりこなくて。

——どんな名前が挙がっていたんですか?

なお:「リコピン」とか「からあげとレモン」とか(笑)。なぜか食べ物ばかりでした。

あいね:それでも決まらなくて、私が食べていたご飯の写真を送ったんです。それが“ねぎ塩豚丼”で。

——そこから決まったんですね。

あいね:はい。「それがいいね」となって、そのままバンド名になりました。しかも私、「豚丼」をずっと“トンドン”だと思っていて……。気づいたらそのまま定着していました(笑)。


再始動というフェーズ

——活動再開した今の心境は?

なお:あまり“久しぶり”という感覚はなくて。休止中も曲や動画を見ていたので、自然に戻ってきた感じでした。

さえ:私は、休止中にSNSで反響をいただいていた分、「早くライブがしたい」という気持ちが強くなっていて。再開できて嬉しいです。

かずさ:久しぶりのライブは純粋に楽しくて。初めて観てくださる方も多かったので、これから一緒に時間を重ねていけたらと思いました。

あいね:4人で音を合わせた瞬間に「あ、これだ」と感じて。やっぱりこの形がしっくりくるなと思いました。


影響を受けた音楽と、それぞれの出発点

——影響を受けたアーティストはいますか?

かずさ:04 Limited Sazabysは、軽音部の頃からカバーしていて、自然と影響を受けています。

さえ:yutoriのライブを観て、「こういうふうに弾きたい」と思ったのが、ギターを本格的に始めたきっかけです。

なお:もともと音楽にあまり触れてこなかったんですが、バンドを始めてから聴くようになって。特にSHISHAMOの影響は大きいです。

あいね:私はライブに通う中で35.7というバンドに出会って、強く惹かれました。自分たちも、誰かにとってそういう存在になれたらと思っています。


楽曲制作と、声の変化

——楽曲制作はどのように行っていますか?

なお:ベースになるコードとメロディは私が作って共有して、スタジオでアレンジしていく形です。

さえ:その場で音を重ねながら作っていくことが多くて、メロディは頭の中で組み立てて、口ずさみながら探していきます。

——歌声の変化についても教えてください。

なお:最初は今とはまったく違って、細くて不安定な声でした。基礎もなかったので、いろいろな音楽を聴きながら少しずつ変わっていきました。

なお:最初はSHISHAMOの影響を受けていたんですけど、「Victory」がONE OK ROCKに似ていると言われたことをきっかけに聴き始めて。「これだ」と思って、今のスタイルに近づいていきました。


「Tonight」が生まれた瞬間

——最新曲「Tonight」はどのように生まれたのでしょうか。

なお:塾の帰りに傘を忘れて、雨の中を走っていたときに「Hold on tight…」というフレーズが浮かんできて。そのまま帰って曲にしました。

——その場で生まれたんですね。

なお:はい。歌いながら帰っていて、「これだ」と思いました。

——印象的なフレーズは?

なお:サビの「Hold on tight You’ll be strong tonight」です。ふいに出てきた言葉なんですが、一番しっくりきています。

——どんな人に届いてほしいですか?

なお:他人と比べて落ち込んでしまう人に、そっと寄り添えるような曲になればいいなと思っています。


それぞれが見据える先

——これからの目標を教えてください。

さえ:1年以内に東名阪のクアトロツアーを回りたいです。

かずさ:20歳までに武道館に立つこと。そして将来的には海外でも活動したいです。

あいね:憧れてきたバンドと対バンすることが目標です。

なお:メンバーそれぞれの目標はすべて叶えたいと思っています。映画館で自分たちの音楽が流れる景色を見てみたいです。

あいね:来月にはthe paddles︎×Conton Candyのツーマンライブのオープニング・アクトを務めることも決まっているので、そういう機会を増やしていきたいです。


ライブ後には特典会も行われ、ファンとの交流の時間も設けられた。

ステージ上とはまた異なる距離感の中で、ひとりひとりに向き合う姿が印象に残る。

再始動というフェーズを経て、あらためて“バンドとして鳴らす意味”を確かめるようなステージだった。

キャッチーな楽曲と率直なパフォーマンスで、着実に輪郭を強めつつある4人。

武道館、そしてその先へ。

ねぎ塩豚丼のこれからを追いかけていきたい。


Profile

ねぎ塩豚丼(ねぎしおとんどん)

なお(Vo./Gt.)、さえ(Gt.)、かずさ(Ba.)、あいね(Dr.)による4人組バンド。高校の軽音楽部で結成。キャッチーなメロディと感情に寄り添う歌詞、ライブでのまっすぐなパフォーマンスを武器に活動を広げている。再始動後、注目度を高めている。


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