画面の中から、いつも楽しませてくれる、あの人。
笑いを届ける日々の合間の休息は、どんなふうに過ごしてる?
趣味に癒やし、ルーティンなどなど、笑いへのこだわり同様に個性あふれる休日を過ごしていた!
本日はお笑い封印、mina男子ばりの飾らない素の表情を、こっそり覗き見。
ニッポンの社長 辻 × バンド
ギターが趣味で、芸人仲間と結成したバンドではギタリストを務め、作詞作曲も担当している辻さん。いつも傍らにあるというギターは、まさにもうひとりの相方のような存在なんだとか。

絶対に辞めない趣味として密かな憧れだったギターをスタート
学生時代は野球一筋だった辻さんは、20歳のときにギターを始めたそう。
「野球を辞めて、何もやることないなって思っていたときに、いとこがギターを始めたと聞いて、じゃあ俺もやってみようかなと。完全に独学で、最初はCDつきの教則本を買って、ラジカセとにらめっこしながら、親父が持っていたエレキギターで練習しました。すぐ感覚を忘れちゃうんで、今も毎日弾くようにしています。休日は家で映画を観ながらだらだらと。劇場の出番の合間にも弾きますね」

ブルース好きの彼が音楽に目覚めたのは、中学の道徳の授業で習った『青空』の歌詞の意味を考えるという課題がきっかけ。
「ザ・ブルーハーツの『青空』の歌詞の意味を考えるっていう授業で、こんなに考えさせられる言い回しがあるんや、と衝撃を受けて。そこからバンドにハマっていきました。同時期に出たビートルズのベストアルバムもよく聴いてましたね。ギターを始めてから、ビートルズのルーツを知りたくなって、チャック・ベリーとか50年代の音楽を聴くように。さらにそのルーツを遡ってブルースにいきつきました。勉強で聴いてたんで退屈でしたけど、ギターが上達していくにつれて、このフレーズ聞いたことあるな、かっこええなと、だんだんとよさがわかってきました」

ジャケット 38,500円、パンツ 35,200円/ともにH.UNIT ユーズドポロシャツ 2,420円/原宿シカゴ 原宿店 半袖Tシャツ(2P)3,520円/Hanes(ヘインズジャパン カスタマーセンター) メガネ 55,000円/金子眼鏡(オプティシァン ロイド) シューズ 19,800円/STORM(アースマーケティング)
お笑いとは逆の価値観で向き合える音楽が新鮮
辻さんは、ロングコートダディ・堂前さん、マユリカ・阪本さんらと組んだ6人組のロックバンド「ジュースごくごく倶楽部」でギタリストとして活動している。
「最近はみんな忙しいですが、毎月ライブをやっているので、その前に全員で集まって音を合わせてます。そろそろアルバムをつくりたいんで、10日間くらい合宿とかして、集中して制作に取り組みたいですね」

彼は、お笑いのネタづくりも、バンドの作詞作曲も担う多才なクリエイターだ。
「お笑いはいかに新しいかを求められるので、もうひらめくしかないですけど、僕的に、音楽に新しさはいらないと思っていて。僕が好きなジャンルは、同じフレーズ、手法とか古いものを伝えるのが正義みたいなところがある。だから、曲はすんなりつくれます。曲が似ていても、演奏する人が違えば全然違う曲になるっていうのが、バンドのよさですよね」

コート 129,800円/MANAVE、パンツ 37,400円/KHONOROGICA(ともにHEMT PR) ユーズドニット 7,150円/原宿シカゴ 原宿店 モックネックTシャツ(2P)5,940円/UNIVERSAL OVERALL(ドリームワークス) シューズ 96,800円/Paraboot(パラブーツ青山店)
mina12・1月合併号では、辻さんの愛用ギター、ギター以外にハマっていることなど、インタビューの続きが読めます!
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PROFILE
ニッポンの社長 辻 皓平
Instagram:@tsujiclassic
つじ・こうへい●1986年11月15日生まれ。京都府出身。ケツとニッポンの社長を結成。『ダブルインパクト〜漫才&コント 二刀流No.1決定戦〜』では初代王者に輝く。バンド「ジュースごくごく倶楽部」のギタリスト。
◎Photo / Serizawa Shinji ◎Styling / Murata Aimi ◎Model / Tsuji Kouhei(Nippon no shacho)
2025・2026年mina12・1月合併号(2025年10月20日発売)より
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