2021.11.26

【週末メンテ】専門医が教える!万全にしたい目&目もとのケア

デジタルデバイスの普及で生活が便利になったものの、気になるのは目のトラブル! 大人女子は、目も、目もとも酷使しているのが現状ではないでしょうか? 5年、10年先もキレイな目もとでいたいから、見直したいこと、習慣づけたいことをここでチェック。健やかな目、目もとのためのセルフケアをはじめましょう。

 

▶︎教えてくれたのは… 
眼科専門医
井上佐智子さん
羽根木の森アイクリニック院長。慶応義塾大学病院非常勤助教。クリニックは目のお悩みを持つ方が他県から通院するほど評判。目周り美容、美容医療にも対応。サプリメント外来なども提供。

 

 

01.「スマホ老眼」に陥らないように屋外運動を増やそう!

週末は観たいドラマがたくさんで、スマホ視聴に没入しがち。「ある程度の年齢を過ぎて近視化したり、逆にピントがどこにも合わなくなる場合は、いわゆる〝スマホ老眼”の可能性も。スマホやタブレットなどを長時間使用することで、眼球の毛様体筋の緊張が過度に働き、調整機能が麻痺してしまうんです。いま中高生の間でも増えています」(井上先生)。スマホにふけるより外出するなど、週末の過ごし方を意識して変えてみましょう。

 

 

02.1時間作業したら、5分休憩でデジタルデバイスと上手に付き合う

リモートワークでPC作業が増え、目は相当疲労しています。「人間は集中するとまばたきの回数が減ることがわかっており、デジタルデバイスは紙媒体よりもさらにその傾向が強く出るともいわれています。明るい部屋での作業はもちろん、1時間したら5分休憩するなどを習慣にして。腹式呼吸で涙液が増加するという報告があるので、乾きからくる目の疲労をリセットするために、この5分間に深呼吸するのもいいでしょう」(井上先生)。

 

 

03.丁寧なクレンジングで目もとトラブルは回避できる

「洗顔後も目周りのお化粧が落としきれていない方がいらっしゃいます。化粧の粉はまぶたのキワにある皮脂腺のマイボーム腺から入り、その油を固化して詰まらせてしまいます。ものもらいなどの原因にもなるので、お化粧を楽しむ方はオフもしっかりやっていきましょう。マッサージはマイボーム腺の油成分の分泌を促すので、まつ毛専用のアイシャンプーなどを取り入れながらお手入れするのもおすすめです」(井上先生)。まつ毛洗浄で洗い残しなし!

 

アイシャンプープロ 200mL 3,300円/MediProduct

 

 

04.若い世代に増えている「ドライアイ」には目もとを乾燥させない工夫を

中高年以降の女性の悩みだったドライアイですが、今はデジタルデバイスとコンタクトレンズの普及で20代女性も悩みのひとつに。「まばたきしても完全にまぶたが閉じ切れていないことも乾燥の原因に。意識的にまばたきをして、水分と油分を含む涙を分泌させましょう。またデスクに加湿器を置く、クーラーや暖房が直接当たらないようにする、パソコン画面は目線が下になるよう設定するなど、目もとを乾燥させない工夫を取り入れて」(井上先生)。

 

 

05.健やかな目を保つには、温めて血流改善が大事

まだ若いからと、目もとのケアは二の次にしていませんか?「基本的に目周りは血流を改善することで健康につながることが多いです。若い方が気にされるクマも血流不全によって出やすいといわれてますし、深刻なトラブルがない場合も目の健康をキープするために、目の周囲を温める温罨法(おんあんぽう)を。市販のグッズを用いればケアも簡単です。それ以外にも体を動かすことも大切で、目もとだけでなく全身の血流が改善します」(井上先生)。

 

<左>あずきのチカラ目もと用 858円/小林製薬 <右>めぐりズム 蒸気でホットアイマスク 無香料 5枚入 オープン価格/花王

 

 

06.酸化ストレスを受けやすい目は内側から抗酸化ケアを

紫外線やストレスなどで発生する酸化ストレス。「目は酸化ストレスを非常に受けやすい器官で、放っておくと疾患の引き金に。抗酸化作用のあるほうれん草やパプリカ、クコの実など緑黄色野菜を意識して摂取するなど、バランスのいい食事を心がけて。また、目の奥にはルテインやゼアキサンチンなど年々低下してしまう栄養素が存在し、それらを補うことで疾患予防にも。眼科用サプリメントで抗酸化&抗糖化ケアするのもおすすめ」(井上先生)。

 

 

07.目の中は洗いすぎず、自分の涙で落とせるように

目の中をすっきりさせたいから洗眼薬が手放せない……。「目周りには常在菌が存在。細菌が多くなるとまつ毛ダニが生息するといわれてます。清潔に保つことが肝心ですが、洗眼薬で眼球を洗うのは花粉症の時期やゴミが入ったときだけに。外からのものより、涙液は自身から分泌されるものが目には一番いいですし、その成分を過度に洗い流すのはもったいないです。コンタクトレンズの装着時間を守るなどして、涙液をキープできる環境に」(井上先生)

 

 

日々の習慣で疲れ目を防ごう

綺麗な目もとでいるためには日々の習慣が大切です。マスク生活によって目もとに注目が集まりがちなため、ぜひTODOを試してみてくださいね。

 

 

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花王 ☎︎0120-165-696
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◎イラスト/上坂じゅりこ 

 

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木枯らしが吹いたら 冬のはじまり/
石橋静河

  • ◆真冬のアウターのお話。
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