2024.06.21

シドニー、メルボルン、タスマニア島……「クイーン・エリザベス」のクルーズ旅で巡るオーストラリアの魅力発見【週末“非日常”TRIP】

英国女王の名を冠するイギリスの客船「クイーン・エリザベス」。いわゆる豪華客船と呼ばれる船で行くクルーズ旅は、なかなかハードルが高いと思いがちだけど……実はあなたが知らないだけかも!? 体験してみれば、まさに“非日常”な時間を味わえ、そして“お得かも”と思えるクルーズ旅の魅力を、プレスツアーに参加して実感してきました! 前・後編でお届けした船内での様子や過ごし方に続き、こちらの番外編では寄港地で観光したオーストラリアの魅力をご紹介します。

 

クイーン・エリザベスはイギリスのクルーズ会社キュナード・ラインの客船で、英国女王の名を冠した世界で最も有名なクルーズ船と言われています。1940年就航と歴史があり、今のクイーン・エリザベスは3代目。乗客定員数は2,081名、さらに乗組員が980名も乗船する大型船で、全長294m、12階建てのまさに動くラグジュアリーホテル。レストランやバー以外にもラウンジやシアター、プールにフィットネスルームにスパ、そしてカジノまでさまざまな設備を備えた洋上のアミューズメントでもあり、目的地へ向かうための移動手段ではなく、船での滞在時間を楽しめるのがクルーズ旅の醍醐味とのことですが……。クルーズ旅初体験の筆者が実際に体験して感じたこと、勘違いしていて驚いたことなど、リアルレポート。

 

寄港地では自由に街を散策することができる!

プレスツアーで参加したのは、オーストラリアのシドニー発着で、メルボルン、タスマニア島を巡る5泊6日のクルーズ。クルーズには船内で終日過ごす航海日と、船を港に停泊させる寄港日があり、寄港日はだいたい朝8時ごろから夕方17時くらいまで、船を降りてその街を観光することができました。荷物は船に置いたまま身軽に、自由に街を散策してもいいし、クイーン・エリザベスが主催する寄港地ツアーに申し込むこともできます。

 

メルボルンではオーガニックコスメのお土産探し!

クルーズ3日目に寄港したのはメルボルン。メルボルンは、日本でも大人気のオーストラリアのナチュラルコスメ「イソップ」の発祥の町ということで、聖地巡礼的にショップを訪ねてみました。メルボルンの中心にある駅フリンダーズストリート駅からほど近い「フリンダーズレーン店」は、壁一面が段ボールのような素材でできていて、カーブを描く様子は洞窟の岩壁のよう。ナチュラルな雰囲気とともに非日常な空間になっています。

日本と品揃えは変わらないということで、メルボルン限定やオーストラリア限定はなかったのは残念というか、本場とまったく同じ品揃えの日本がすごいというか。でも、日本とはまたひと味違った、落ち着きがあり洗練された雰囲気を味わうことができました。

 

・Ausop Fliders Lane

住所:1c/268 Flinders Ln, Melbourne VIC 3000 オーストラリア

 

コスメ欲に火が着いて次に訪れたのは、オーストラリアのメルボルンで1号店が誕生し、オーストラリア・ニュージーランドで100以上の店舗を展開する、オーストラリアで最大ともいうべきコスメショップ「メッカ」。メイクアップ、スキンケア、ボディ、ヘア、フレグランスと世界中からセレクトしたというコスメが揃っていますが、オーストラリア、ニュジーランド産のナチュラル&オーガニックブランドの数も多く、日本未上陸ブランドもたくさん! メッカのオリジナル商品もあり、スキンケアをメインに未上陸コスメをたっぷり時間をかけて漁りました……。デパートの中の店舗だったのですが、広々としたタッチアップコーナーもあり、またスタッフの方も気軽に声をかけてくれました。

 

フレグランスの品揃えが多く、どのブランドも見た目がおしゃれで家に連れて帰って飾っておきたくなる! 自分用のご褒美土産にぴったりです。

 

・MECCA

URL:https://www.mecca.com/en-au/

 

クイーン・エリザベス船内に戻ったあとに戦利品を撮影しました。イソップ聖地巡礼では元祖のハンドクリームを購入。メッカでは、赤いパッケージがおしゃれなオーストラリアのスキンケアブランド・キットのクレンザー、韓国製だけどメッカ限定で販売しているという、スイカの保湿成分がたっぷりはいった化粧水ミスト、たっぷり睡眠をとったあとのようなふっくら肌にしてくれるというメッセージが入ったピンクのパッケージのフェイスマスクは、ゴートゥというオーストラリア発のオーガニックスキンケアブランド、メッカオリジナルのブランドからは、日やけしたあとの肌に使えるボディミストと、目元用のアイマスクを購入しました。メッカで購入したアイテムはどれも日本未上陸とのこと!

 

サウスベルボルンマーケットで地元グルメを味わう

ランチにはサウスメルボルンマーケットに行き、地元民に人気とウワサのスペイン料理店へ。オーストラリアのマーケットとは、多くの販売店が並ぶ市場のことで、新選な食品から日用品、雑貨や衣類、お土産品にグルメまで揃っています。メルボルンには有名なマーケットがいくつかあるそうですが、サウスメルボルンマーケットはローカル色が強く、飲食店は地元の人達で賑わっているとのことで、現地の雰囲気を味わいたく行ってみました。

スペイン料理のお店「シンプリースパニッシュ」は、イートインスペースもある店舗ですが、お店の向かいの野外で大鍋のパエリアをつくっており、ついその様子にじっくり見入ってしまいました。できたてほやほやでいただくパエリアは、具たくさんの海鮮のエキスがたっぷり染み込んだしっとりジューシー味わいで、あっという間にペロリ。テラス席でいただくのも気持ちがよかったです。

 

・South Melbourne Market

住所:122-Southern Cross Railway Station/Spencer St, Docklands VIC 3008 オーストラリア

 

食後のお散歩には「ビクトリア国立美術館」へ

ビクトリア美術館はオーストラリアで一番古い美術館で、常設展は入場無料で鑑賞することができます。水がしたたるガラスの作品の後ろを通って入ると大きな吹き抜けのフロアになっていて、ゆったりとした時間が流れていました。大きな荷物はエントランスに無料で預けぐるっとまわると、なかにはカフェやレストラン、中庭もあり、なかなかいい運動に! ミュージアムショップではセンスのいい雑貨がたくさんあり、自分用のお土産にいろいろ連れて帰りたくなりました。

 

・Natonal Gallery of Victoria

住所:180 St Kilda Road, Melbourne, Victoria, 3000 オーストラリア

 

タスマニア島では野生動物と触れ合えるツアーを体験!

メルボルンを出港した翌日早朝にはタスマニア島バーニー港に着きました。クイーン・エリザベス乗船前から、自然が豊かなタスマニア島ならではの野生動物に触れ合えるツアーを申し込んでいたので、10時集合でツアーバスに乗り込みました。目的は可愛いけど凶暴だというタスマニアデビルに会うこと!

道中は現地のツアーコンダクターの方がタスマニアの風土や文化などについて説明してくれましたが、英語なので、堪能な方にところどころ教えてもらって理解しました。野生に生えている毒のあるブルーベリーに似た果実は絶対に食べるな! という注意喚起だけは、何度も話してくれたので英語でもしっかり理解できました(笑)。

向かった「ウィングス ワイルドライフ パーク」は野生動物を保護している施設で、約100種類以上の野生動物たちが生息しており、放し飼いにされているワラビーとカンガルーにはえさやりをすることもできました。えさを差し出すとピョンピョンと跳ねて近づいてくる様子が可愛いかった! 

 

お目当てのタスマニアデビルは肉食だということで、檻の外から壮絶にえさの肉を奪い合う食事の様子を見つめ、野生動物らしさをまざまざ感じました……。ゆったりのんびりとユーカリを食べるコアラには癒やされました!

クイーン・エリザベス号の寄港地ツアーはタスマニア島だけでも10コース以上あり、ワイナリーを巡るものや絶景スポットを巡るものなど、興味をひかれるツアーがたくさんありました。

 

 

・Wing’s Wildlife Park

住所:137 Winduss Road, Gunns Plains, Tasmania, 7315

 

町の近くの海辺でもなんと、ペンギンに会うことができるかも!?

ワイルドライフパークの帰り道、バスは北海岸にあるペンギンという町をゆっくり通り過ぎてくれました。タスマニア島はペンギンの繁殖地だそうで、この町もそこから名付けられたそう。小さい町でしたが、ペンギンのモニュメントがいっぱいで、その可愛さにバスの中から写真を撮りまくりました。

ツアーが終わって港に戻ったあと、クイーン・エリザベス出港まではまだまだ時間があったので、バーニーの町行きのバスに乗り、町から近くのビーチではありますがペンギンが見られるかも!? という「バーニー・ウォーターフロント,ウェスト・ビーチ」へ行ってみました。

 

真っ青な海とサラサラの砂がキレイなビーチには岩場があり、夜行性のペンギンは岩場に隠れて寝ているかも、とのこと。岩場近くの砂の上には、ペンギンが歩き回ったと思われる小さな足跡と羽が落ちていて、大興奮! そーっと岩場を探してみると、ラッキーにも陸側の岩場の奥の奥に、小さなペンギンが休んでいるところを見かけることができました! 町からほど近いビーチでしたが野生のペンギンが生息できるという、タスマニア島の豊かな自然を感じることができました。

 

・Burnie Waterflont, Wese Beacn

住所:North Teracce, Burnie TAS 7320 オーストラリア

 

バーニーの町もぐるっと散策しました。小さな田舎町という感じで、建物がみなカラフルで可愛かったです。オーガニック食品やコスメなどを扱うお店で見つけた、コアラパッケージが可愛い歯磨き粉をお土産に買い、クイーン・エリザベスに戻りました。

 

クイーン・エリザベス下船後もまだまだシドニーを満喫!

最終日早朝にシドニーに到着し、クルーズ旅は終了しましたが、時間に余裕を持って飛行機を夜の便にしていたので、まだまだシドニーを観光したおし! スーツケースは「Bounce」というアプリを使って下船した港の近くでストレージを探し、預かってもらい準備万端。まずは名残惜しくシドニーのターミナルに停泊しているクイーン・エリザベスを撮影しまくり、対岸のオペラハウスも撮影。オペラハウス手前のカフェ&レストランはたくさんの人でにぎわっていました。

 

 

時間に余裕があったので「オーストラリア博物館」をゆったり見ることができました。常設展の恐竜の骨格標本やオーストラリアに生息している動物の剥製などは迫力があり、これが無料で見学できることに驚き。このときの有料の特設展示「古代エジプト展 ラムセスとファラオの黄金」も見学しました。

 

オーストラリア博物館近くにはゴシック様式が美しい「セント・メアリー大聖堂」や緑豊かな公園「ハイドパーク」もあり、合わせてまわるのがおすすめ。大聖堂はとても大きく、近くで見上げると存在感がありました。

 

・The Australian Museum

住所:1 William St, Darlinghurst NSW 2010 オーストラリア

 

・St Mary’s Cathedral

住所:St Marys Rd, Sydney NSW 2000 オーストラリア

 

ひと休みで立ち寄ったのは「ブラックスター・ペストリー」。スイカをクリームで挟んだ「イチゴとスイカのケーキ」が可愛いと有名だそうで、こちらのケーキを体験。「ザ・ギャラリーズ」というショッピングモール内の支店で、簡易的なイートインスペースにていただきました。スイカってイチゴやクリームと合うの?? と思っていましたが、水っぽさはあまりなく、爽やかな甘さのスイカがクリームやイチゴの甘みをグッと引き立てていて、絶妙なハーモニー。シャクシャクの食感も楽しかったです。なんと、ロゴやパッケージは日本人のイラストレーターNoritake氏のもので、それも可愛い!

 

 

ザ・ギャラリーズは日本でおなじみの紀伊國屋書店やMUJIも入っており、紀伊国屋では山積みにされた日本の漫画をたくさん見つけ、なんだか嬉しい気持ちになりました。

 

・Black Star Pastry ザ・ギャラリーズ・紀伊国屋ストア

住所:The Galeries, 2/500 George St, Sydney NSW 2000 オーストラリア

 

 

そしてメルボルンに続き、シドニーでもコスメショップ「メッカ」を見つけ、さらにコスメをお土産にうっかり購入。シドニー観光は幕を閉じましたが、メルボルン・タスマニア・シドニーと、気軽に3都市の魅力を味わうことができました!

 

 

クルーズ船で行くことで、身軽にまわることができた寄港地メルボルン・タスマニア島と、シドニーの観光。クルーズ旅ならではの体験でした。クイーン・エリザベス船内の様子をレポートしたクルーズ旅前・後編も合わせて、クルーズ旅の魅力をぜひ知ってもらえたらと思います。

 

 

・クイーン・エリザベス キュナード・ライン

HP:https://www.cunard.com/ja-jp/

 

 

◎協力/キュナード・ライン

 

店舗情報、商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。

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mina 2024年8月号

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STORY of WEEKEND | A literary day with glasses 齋藤飛鳥

  • ◆本とメガネのある暮らし。
  • ◆週末コーデに、「メガネ」を掛け算。
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