2023.04.18

東京から1時間半、自然とアートに浸れる「ホテルインディゴ軽井沢」でおこもりステイ 

 

東京から新幹線で約1時間半。おひとりさまでもアクセスしやすい旅先としても人気の軽井沢エリア。別荘地としても有名な軽井沢ならではのゆったりとした時間を過ごしながら、カルチャーや美食も楽しめる宿「ホテルインディゴ軽井沢」へ行ってきました。開業一周年記念イベントのゲストとしてお笑い芸人・作家として活躍する又吉直樹さんも登場し、ホテルステイについてトークした模様もお届けします。

 

 

軽井沢ならではのライフスタイルを感じられるブティックホテル

 

軽井沢駅からホテルの送迎バスに乗り、約15分でホテルに到着。ロビーラウンジ入ると大きな暖炉が出迎え、チェックインからゆったりとした時間を演出しています。

 

 

IHGホテルズ&リゾーツが展開するホテルインディゴは、その土地ならではの文化や歴史を取り入れた“ネイバーフッドストーリー”を提供するライフスタイル・ブティックホテルシリーズ。ここ、ホテルインディゴ軽井沢では、自然やアートやカルチャーに溢れた軽井沢のストーリーが表現され、別荘で過ごすかのような時間を楽しむことができます。

 

 

ロビーフロアには「代官山蔦屋書店」が選書したライフスタイルの本が並び、暖炉のそばで読書時間も捗りそう。

 

 

チェックインを終え、さっそくお部屋へ。木材と緑を基調としたスタイリッシュな空間、そしてこだわりのインテリアが揃った客室は、まるで別荘のような居心地。軽井沢の景色や土地の個性などを表現した遊び心を感じるウォールアートやアメニティからも、豊かなインスピレーションが沸き立つ時間を過ごすことができます。

 

 

館内のウォールアートやポストカードのイラストを手がけているのは、東京で創作活動を行なっている、スペイン出身のイラストレーターLuis Mendo氏。軽井沢のネイバーフッドをテーマに、さまざまな景色が描かれています。

 

 

今回宿泊したのは、スタンダードツインリバービュータイプのお部屋。広々としたクローゼットやゆったり本を読んで過ごせるソファーなどがあり、1日中過ごせるほどに充実しています。

 

 

ガラス張りのシャワールームには、環境に配慮したオーガニックのアメニティが備わっています。リバビュータイプの浴室からは自然の木々を眺めることができ、非日常的なリラックスタイムを感じることができます。

 

 

午後のスイーツ&コーヒータイムに「インディゴ メレンダタイム」を体験

 

お部屋でゆったり過ごした後は、ホテルに併設しているオールデイレストランへ。スイーツとコーヒーを楽しめるメニュー「INDIGO MERENDA TIME」が楽しめると聞いてやってきました。イタリア語で「おやつ、間食」の意味をもつMERENDA(メレンダ)をコンセプトに、イタリア菓子とコーヒーをいただくことができます。

 

 

MERENDAの第一弾のスイーツとしていただけたのは、イタリア・シチリア生まれの「カンノーリ」。小さな筒という意味を持ち、筒状に揚げた生地に、リコッタチーズをベースにしたクリームがたっぷりと詰められた統菓子です。自家製クリームには、野辺山高原のポッポ牛乳、荻原養蜂園のアカシアはちみつと地元食材も使用し、甘みとコクを出しているそう。

 

カンノーリは3種類用意され、リキュールに漬け込んだオレンジピールが爽やかな“オレンジ”、濃厚でしっかりと風味を感じる“ピスタチオ”、地元農園の完熟いちごを使用した“イチゴとフランボワーズ”と色鮮やか。サクサクとした食感と上品な甘さのクリーム、かつひと口サイズで食べやすく、ついつい手が止まらなくなってしまう美味しさです。

 

 

スイーツとペアリングで楽しむスペシャルコーヒーは、下北沢にあるコーヒー店「Belleville Brûlerie TOKYO(ベルヴィル ブリュルリー トウ キョウ)」が監修したビターな味わいのブレンドコーヒー「MIZUNARA」。ホテルインディゴ軽井沢限定のコーヒーで、購入することもできるためお土産にもおすすめです。

 

 

「INDIGO MERENDA TIME」

提供曜日:土日祝 14:00〜16:00 (但し、繁忙期、貸切日を除く)

場所:レストランKAGARIBI 2階

料金:1,500円

コーヒー以外に紅茶、ハーブティーも選択可

※電話(TEL: 0267-42-1100)で予約可能

 

 

一周年記念ゲスト、お笑い芸人・作家の又吉さんが語るホテルステイの醍醐味

 

この日は特別に、一周年記念のトークイベントが開催されるということでロビーへ。ゲストとして登場したのは、お笑い芸人・作家の又吉直樹さん。2015年に本格的な小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞、2017年には初の恋愛小説となる『劇場』と発表し映画化もされるなど、作家としても活躍する又吉さん。忙しい日々の中でも、創作活動に集中するために、東京を離れて過ごすことも大切にしていると話します。

 

『自宅にも書斎はあるんですけど、やっぱり本当に集中しないといけないときは小旅行に出ます。何がいいって、ホテルに入れば1ミリも家事や掃除のことを気にしなくていいので、朝から晩まで集中できるんですよね。あと、飲み会の誘いがあっても物理的に断れる(笑)。

 

僕も昔から別荘に憧れていますが、ホテルインディゴ軽井沢のような場所があると思うと、年に数回過ごす場所としては別荘買うよりコスパもいいですよね。スパ、サウナもあれば、食も充実している。東京から1時間半と近いですし、自然も感じられて魅力的な場所ですね』。

 

東京から軽井沢まで向かう新幹線の中や、ホテルに到着し部屋で書いたという詩を詠んでくれた又吉さん。創作活動や自分を見つめ直す時間を過ごせるのも、ホテルステイの醍醐味だと感じました。

 

 

地域に根付いたオールデイダイニングレストラン。薪火でいただくご当地食材

 

ホテルインディゴでは、こだわりの食を楽しめるのもポイントのひとつ。地元のフードカルチャーに注目してシェフ自ら作り手を訪問するなど、地元食材を積極的に取り入れた創作料理を堪能できます。ホテルインディゴ軽井沢に併設しているオールデイダイニング「KAGARIBI」では、軽井沢のインスピレーションが詰まったフード体験ができます。

 

また、地域にひらけたレストランとしてオープンしているため、ランチやカフェタイムには地元の人もゆったりと過ごすこともできます。

 

 

ディナータイムは、軽井沢産の水々しい野菜や薪火で作る肉料理を堪能できるコース料理とワインのペアリングを楽しみました。オープンキッチンから見る薪火は目からも楽しめることはもちろんこと、素材の美味しさを引き出す調理法としても駆使され、香りも味わいへと変化します。

 

 

コース料理では、ホテルから車で10分にある「ヤナギサワファーム」で採れた野菜のサラダからスタート。ダイナミックなTボーンポークは薪火でじっくり焼き上げられ、食材本来の味わいを堪能できる

 

 

朝食でも地元の食材を活かしたメニューが豊富。浅間小町の卵を使用したシェフズメニューや自家製パンなどをブッフェ形式で楽しめます。さらに、テラス席はドッグフレンドリーになっていて、ペットと一緒に食事ができます。※季節によって変更あり

 

 

スパ、サウナ、ジムも充実! 心と身体を癒やすリトリート滞在が叶う

 

ホテル施設内にはスパやジム、大浴場、サウナなどが充実しています。大浴場は炭酸泉露天風呂や、サウナ女子も嬉しいドライサウナと水風呂も完備。タイ発の人気ライフスタイルスパ「ザ・スパ by HARNN」では、ホテルオリジナルのアロマを使ったトリートメントも体験できます。

 

 

また、24時間利用可能のフィットネスセンターでは、再生可能木材で作られた環境負担を最大限考慮した電気不使用のマシンが設置されています。ゆったり過ごしながら心と体もリフレッシュできる、至れり尽くせりのホテルステイが叶います。

 

 

「ホテルインディゴ軽井沢」

長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字屋敷添18-39

TEL: 0267-42-1100

公式HP: https://karuizawa.hotelindigo.com/

 

 

都内からアクセスしやすく、自然に溢れた軽井沢の地は、忙しい日々の一息つきたい時にピッタリな旅先でした。ホテルインディゴ軽井沢がセレクトするライフスタイルやアート越しに、自分の“好き”を見つける時間を過ごしてみては?

 

◎取材&撮影&文/對馬杏衣

価格は税込です。店舗情報、商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。

 

 

 

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IN MY TOWN 古川琴音 私の街で、ニットと暮らす。

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