2024.05.08

いいシャツを永く着るための取り扱い方、教えます  ー洗濯編ー【シャツのトリセツ】

せっかくお気に入りのシャツがあっても、アイロンがけが面倒で出番が少なくなってしまうのはもったいない。白いシャツをいつまでも白くキープし、アイロンがけを楽にするためには? プロのみなさんに聞いてみた。 

 

掲載したのは一般的な綿、麻100%のシャツの扱い方です。使える洗剤やスチーマーの適温は素材によって異なりますので、組成表示、取り扱い表示を事前に確認してください。 

 

 

教えてくれたのは…

花王 / 福地奈津子さん担当するウェブサイト「My Kao」にてお役立ち情報を発信。大事な服は、セーターのみならず綿シャツやダウンまで自社の中性洗剤エマールで洗っている。「アイロンをビシッとかけたメンズライクなコットンシャツが好きです」

 

 

平形ネットにたたんで入れる

洗濯機から取り出したシャツがしわしわだったことはありませんか? 洗濯ネットを使うと、洗濯中の衣類同士の絡まりを防ぐことで型崩れや傷みから衣類を守り、洗濯中につくしわを抑えることができるんです。シャツのしわ予防効果が高まる形とサイズ選びが大事です。

 

 

☑︎シャツ1枚にぴったりのサイズを選ぶ「しわ予防には洗濯ネットの中でシャツが動かないことが大事。マチがなく、たたんだシャツにぴったりの大きさを選びましょう。ネットが大きすぎるとしわ予防効果が薄まり、小さすぎると汚れが落ちにくくなります」(花王/福地奈津子さん)

 

 

襟裏、袖裏は予洗い

常に肌に触れている襟と袖は、皮脂汚れがつきやすい部分。蓄積した皮脂汚れは徐々に落ちにくくなるので、汚れを溜めないことが大事です。けれど、日常的にブラシでごしごしこするのは、生地を傷めシャツの寿命を縮めます。適切なケアは、洗濯前のひと手間にありました。

 

 

☑︎いつもの洗剤を原液で塗ってから洗濯機へ「汚れが気になる部分にいつもの洗剤の原液を直接塗布し、そのまま洗濯機に入れてほかの洗濯ものと一緒に洗います。浸け置く必要はありませんが、汚れがひどい場合は軽く揉み洗いをしてください」(花王/福地奈津子さん)

 

 

白シャツは濃色と分けて洗う

思わぬものから色落ちしたり、洗濯後にうっかり時間を置いてしまったことによる色移りを避けるため、白シャツは単独か淡色ものだけを集めて洗いたいところ。洗濯機を2回まわす時間がないときや、シャツだけを洗う必要があるときには、手洗いを活用すると便利です。

 

 

☑︎優しく揉み洗いして汚れを落とします「襟や袖口などの汚れが気になる部分でも、強くこすったりブラシを使ったりせずに揉み洗いをします。身頃と袖は揉み洗いか押し洗い。すすぎの前に洗濯機で1分ほど脱水すると泡切れが早いです。白いシャツを白く保つには、蛍光増白剤入り洗剤を使うのもおすすめ」(花王/福地奈津子さん)

 

 

☑︎色落ちするかを事前に確認する方法「濃色衣類が色落ちしなければ洗濯機で一緒に洗うことができます。初めて洗う濃色衣類は目立たないところに洗剤の原液をつけ、5分後に白い布で押さえて色が着かなければ色落ちしません」(花王/福地奈津子さん)

 

 

脱水は30秒以内

洗濯ものは脱水をしっかりするほど早く乾きますが、しわや型崩れの原因に。ほかの洗濯ものと一緒に洗うときは、脱水30秒ほどでシャツだけを取り出しましょう。ハンガーに干す際、形を整えるだけでなく小さなしわもなるべく伸ばすと、アイロンやスチーマーが楽になります。

 

 

☑︎干すときはふって、 たたいて、ひっぱる「両肩を持ちバシッと音がするようふりさばいて大きいしわを伸ばします。次に軽くたたみ手のひらでたたいて小じわを伸ばします。ハンガーにかけ、第一ボタンを留め、襟、前立て、袖、脇縫い目を伸ばして形を整えます」(花王/福地奈津子さん)

 

 

スチーマー編、しまい方編も参考にしてくださいね。

 

 

Illust / Shinbu Kayo

 

mina2024年6月号より

記事に掲載されている情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。

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