2026.01.10

人生ベストクルーズになるかも。マレーシア・ランカウイの旅その2【週末“非日常”TRIP】

「ゆったり、のんびり、はじめての島へ。マレーシア・ランカウイの旅その1【週末“非日常”TRIP】」に続き、この記事では筆者が「人生最高のクルーズ」と感じたサンセットクルーズをご紹介します。マングローブの絶景や美味しいごはんにも癒やされ、ランカウイはデジタルデトックスできる、リトリート島でした!

気軽にクルーズ。島々を抜けて、秘密の場所へ

海に囲まれたランカウイ島では、小さな船でクルーズを楽しむのも定番観光。クルーズといってもラグジュアリーすぎない価格が魅力で、例えば「AVANTE Holidays」の「プレミアム・サンセットクルーズ」は1人RM200。ディナーやワイン・ビール・ソフトドリンクのフリーフローもついていて、約4時間のクルーズを楽しめるのに1万円を切る価格です。その日の予約状況によって船は変わり、今回は15人前後のほかのゲストとともに乗船しました。

 

船は16:00に集合場所のロイヤルランカウイヨットクラブを出発し、アンダマン海に広がる島々を眺めながら進んでいきます。ランカウイにある自然の島は99島で、うち人が住んでいるのは3島のみ。出発するとエメラルドグリーンの海に浮かぶ大小さまざまな島が次々と現れ、見ているだけで心が洗われるような風景でした。

 

ランカウイ島のクルーズならではのおもしろい体験が「海水ジャグジー」。船の後ろに広げたネットに捕まりながら、船が進むとジャグジーのように海流を楽しめるという、意外とアナログな仕組みです。そしてクルーから「ビールどう?」と提案が。海に浮かびながらビールを飲むのは、なかなかできない体験でした!

 

クルーズ中に船上から見えた「セントレジス・ランカウイ」。ここは映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』でロケに使われた場所なので、「見たことがある!」という人もいるのでは? シンガポールの大豪邸として登場しましたが、実はマレーシアで撮影されていたんですよ。

 

船が到着したのは、島と島の間、ほかの船もいない秘密の場所。ドボンと海に飛び込んだり、ジェットスキーに乗り換えたり、思い思いの時間を過ごせます。ジェットスキー体験では、大きな船から少し離れた場所でクルーが「ウゥーフォー!」と呼びかけると、なんとイーグルが現れました。クルーとイーグルは仲良しで、呼びかけに応えて出てきてくれるそう。ランカウイの自然にふれる、素敵な体験ができました。

 

「プレミアム・サンセットクルーズ」の一番のお楽しみは、島に沈む夕日です。時間になると船を移動させ、ベストスポットでサンセットを見ることができました。この日は天気に恵まれ、波も穏やかで、こんなにもよい条件で船上から夕日を眺められたのは生まれて初めて。ゆったり、のんびり、好きなお酒を片手に目の前の夕日に夢中になるーーその時間はかけがえのない癒やしでした。

 

・AVANTE Holidays「プレミアム・サンセットクルーズ」
HP:https://avante-holidays.com/Package/premium-sunset-cruise-sharing/

ランカウイの自然と人の心にふれる。マングローブツアー

3日目は「クバン・バダック バイオジオ トレイル ツアー」に参加し、船に乗ってランカウイの人たちが大切にしている「マングローブ」を見学。島は海に囲まれているため、時には津波が島を襲うときもあります。しかし大規模な津波に見舞われたときも、根がしっかりとめぐらされているマングローブが生息する土地は損害が少なく済んでおり、ランカウイの人たちを守ってくれてたそうです。ツアーはさまざまな種類があり、マングローブ見学や炭焼き窯跡の見学などが含まれている2時間のツアーは1隻RM250(最大8人)です。

 

マングローブ林が生い茂る美しいクバン・バダック川沿いを進み、到着したのは炭焼き窯跡。ここには100年以上前、マングローブで炭をつくる工場があり、すぐ近くに住むタイ人が働きに来ていたそうです。現在はユネスコのジオパークに登録されているためマングローブの伐採は禁止されており炭焼きは行われていませんが、今なお自然の岩を積み上げてつくられた窯の跡が残されています。

 

今回、特別に体験させていただいたのはマングローブの植林。マングローブは雨風や波の影響で崩れてしまうこともあり、保護のために必要に応じて植林を行っているそうです。マングローブの植林を通しで、自然とともに生きていく、ランカウイの人たちの心にふれることができました。

 

ツアー後は、乗船場近くの「Crab Langkawi Farm and Restaurant」でランチを。ここはカニの養殖場で、新鮮なカニやシーフードを開放的な空間で堪能できます(シーフード料理の価格は時価)。

 

豪快に殻を割って身を掻き出して食べるカニは、マレーシア料理ならではの甘味・酸味・辛味をバランスよく楽しめる味つけ! スイートチリソースで味わうエビの唐揚げもとても美味しかったです。

 

・Crab Langkawi Farm and Restaurant
住所:56a, Jalan Teluk Yu, Kampung Kelubi

ザ・リッツ・カールトン・ランカウイでアフタヌーンティー

ちょっとプチ贅沢するなら、日本人にも大人気のザ・リッツ・カールトン・ランカウイへ。繁忙期を除き、日帰りでもレストランやスパを利用できます。特におすすめは「Horizon Lounge & Bar」のアフタヌーンティー。美しい海を目の前に、スイーツやセイボリーを楽しめます。料金はTWG Teaとモクテルつきで、RM220(ふたり分)。日本円で1人あたり約4,100円なので、日本よりかなりお得ですよね。アフタヌーンティーは14:00〜17:00に利用できます(24時間前までに要予約)。

 

アフタヌーンティーのメニューは東南アジアにインスパイアされた、ユニークなものばかり。季節ごとに変わるほか、アレルギーや宗教などの制限にも対応してくれます。写真はグルテンフリー対応メニュー。カニの春巻き、カツサンド、ザボンのサラダ、マレーシアの伝統的なお菓子「オンデオンデ」など、日本ではめったに見ないような料理をたっぷり楽しめました。

 

・ザ・リッツ・カールトン・ランカウイ
住所:PT313, Jalan Pantai Kok, Teluk Nibung
HP:https://www.ritzcarlton.com/ja/hotels/lgkrz-the-ritz-carlton-langkawi/overview/

ランカウイは島全体が免税! 現地スーパーでお酒をGET

マレーシアのお土産を買いたいときに頼りになるのが、現地スーパー! 「Billion Duty Free Supermarket」は地元の人たち御用達の大きなお店で、マレーシア土産として有名な「ORIENTAL KOPI」のコーヒー、「BOH TEA」の紅茶、「Beryl’s」のチョコレートなどが手に入ります。

 

そして注目は「お酒」。実はランカウイ島は全島「免税」で、酒税がかからないため、お酒がとても安いのです……! ただ、マレーシアはイスラム教が国教なので、マレーシア独自のビール醸造会社はありません。タイやシンガポールなどの東南アジアのビールが置いてあり、例えばタイの「ARCHA」は️RM2.55(約94円)、まさかのキリン「一番絞り」もRM5.30(約200円)。お酒を初日に買って、ホテルで飲むのもいいですね!

 

・Billion Duty Free Supermarket
住所:Kuah, Persiaran Putera

マレーシアの伝統トリートメントを満喫。ホテルのスパ

アクティブに動いた日は、PARKROYAL Langkawi Resortの「スアサナ スパ」でリラックス。洗練された空間で、ボディやフェイスのトリートメントを受けることができます。新しく、快適ながら、日本のホテルよりもずっとリーズナブルな価格というのも魅力です。

 

おすすめのメニューは「マレー伝統マッサージ(60分 RM275)」。手のひらと親指でゆっくり、ゆっくりと、深く揉み込むマレーシアならではの技法を使いながら、体をほぐすアロマオイルマッサージです。アロマオイルは3種類から、その日の気分に合わせて選択可能。筆者を担当してくれたセラピストはランカウイ出身の人で、穏やかな雰囲気とタッチに心も体も癒やされました。いつかもう一度このホテルに宿泊した時も、必ずこのスパを受けたい!

 

・スアサナ スパ
住所:Lot 60199, Pantai Tengah Pulau Langkawi, Bandar Padang Matsirat
HP:https://www.panpacific.com/ja/hotels-and-resorts/pr-langkawi/enjoy/suasana-spa.html

やっぱりシーフードが美味しい! 地元で人気の中華系マレー料理店

ランカウイ島最後の夜は、地元の人気レストラン「Orkid Ria Seafood Restaurant」へ。マレーシア産のカニやエビを中心に、美味しい中華系マレー料理を食べられるレストランです。2000年にオープンし愛され続けてきた名店で、2024年に場所を変えてリニューアルオープン。夜には生バンドの演奏があり、活気あふれる店内も魅力です。

 

料理の一押しは「ブラックタイガー(ウシエビ)」のバター揚げ「シグネチャー・バター(時価)」。ザクザクの衣とプリプリのエビの食感が楽しい一皿です。ピリ辛の「自家製豆腐(Sサイズ RM18)」も絶品なので、ぜひ食べてみてください!

 

・Orkid Ria Seafood Restaurant
住所:Lot 418, Jalan Pantai Tengah, Jl. Teluk Baru, Mukim Kedawang

 

4日目はスクートのTR479でランカウイから10:25に出発し、12:05にシンガポールに到着。そしてシンガポール航空のSQ634で14:05に出発し、羽田には21:40に到着して無事帰国です。スクート+シンガポール航空を別々ではなく、通しで購入すると、荷物もランカウイから羽田まで運んでくれます。

 

・シンガポール航空
HP:https://www.singaporeair.com/

 

 

3泊4日で存分に楽しめる、シンガポール・ランカウイの旅。これから3月ごろまでは乾季で、観光もしやすいベストシーズンです。治安がよく、コンパクトな島でスケジュールが組みやすいため、海外旅行に慣れていない人でも安心。ゆったり、のんびり。「自分の未知の島に、行きたい」という人におすすめですよ!

 

取材協力:Naturally Langkawi(ランカウイ開発公社)

 

1RM=38.73円(2026年1月5日時点)

 

Photo&Text / Kohama Miyu

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【2025年12・1月合併号】CONTENTS/特集:お笑い芸人 表紙:向井 慧(パンサー)

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My Slow Days 向井 慧(パンサー)
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