踊るコラボアイテムを、ユニクロのサービス「UTme!」で製作! minaと縁のあるクリエイター陣と、「週末」をテーマにクリエイティブを進め、アーティだけど日常着にぴったりなスウェットシャツが完成しました。そのあたりの製作秘話、じっくりと語ってもらいます!
collaboration③
×television
▼collaboration creator
テレビジョン(イラストレーター)
Instagram:@_television_tk
福岡県在住。2018年からイラストレーターとして活動をスタート。アナログとデジタルを横断する製作スタイルで、抽象度の高いモチーフを組みあわせたグラフィック作品が人気。雑誌や広告のほか、グッズ制作なども多く手掛ける。
\ television TALK about Collaboration /
Q.ご自身の創作活動において何を大切にされていますか?
A.生活に自然となじみ必要とされる誰かのための作品づくり
ただ作品として完結させるのではなく、暮らしに自然と溶け込むアートを目指してクリエイションを行っています。今回のコラボのように洋服にプリントするグラフィックであれば、「誰が、どんなシチュエーションで着るのか」を思い浮かべることから始めます。完成形を思い描き、そのイメージから逆算してグラフィックに落とし込んでいく。自分の描きたいものを表現しつつも、常に「誰かのために」という想いを持つことを大切にしたいと思っています。
Q.今回の「週末」というお題目を作品にどう落とし込みましたか?
A.多様に見えるモチーフを通じて”自由”を感じて欲しいです
週末は、仕事から解放されて自分の時間を楽しめる、自由度の高いひとときだと思います。そんな週末のイメージを、同じシェイプでも多様な見方ができるグラフィックで表現しました。ドアから出てくる人、リキュールとグラス、女性と化粧品のボトルなどいろんなモチーフを組み合わせています。
作品の始まりは、花をいける、ドリンクを飲むといった暮らしの中のシーンから。まずそのふたつのラフを描き、そこから少しずつ要素を加えていきました。最終的にはデジタルで仕上げ、全体のバランスを整えています。カタチを持たない「週末」というテーマは、抽象度の高い私の作風と相性が良く、スムーズにイメージが浮かびました。
Q.コラボしたスウェットシャツをどのように着て欲しいですか?
A.エッジの効いたグラフィックで毎日のコーデにアクセントを!
シックで大人っぽい雰囲気に仕上がるよう、デザインを調整しました。いつもグラフィックはモノトーンで成立するように描いていますが、今回はそこに擦りのテクスチャーを重ね、光の反射を表現しながらエッジを効かせています。これは自分にとっては新しい試みでした。
また、グラフィックのサイズにもこだわりました。はじめはプリント可能な最大サイズでデータを入稿していたのですが、それではインパクトが強過ぎて悪い意味でグッズ感が出てしまったため、試作の段階でひと回り小さくしました。スウェットシャツは、作品と同じように、自由な発想でコーディネートを楽しんでもらえたら。行きつけの立ち呑み屋さんや近所の緑道など、日常のあらゆるシーンで着まわしてほしいです。
\ コラボアイテムを読者のみなさんへプレゼント! /
カラバリはホワイトとブラックの各2色展開で、サイズはM~XLの3サイズを各1名、計18名様にプレゼント! 下記プレゼントページのアンケートに回答のうえ、希望アイテム欄に「UTme!コラボスウェット」とプレゼント番号(A~F)、希望サイズ(M、L、XLから選択)を記入し、送信してください。トートバッグはセットでお届けします。
Photo / Imajo Jun Hair & Make-up / Taniguchi Rina model/Karin Edit / Seno Ryuto
※衣装はすべて本人私物です。
2025年mina11月号より
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