2025.10.23

映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』主演・豆原一成さん(JO1)インタビュー

 

孫と祖母とが軽やかに紡ぐ家族の物語、映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』が 10月24日(金)に公開。主演を務めた、グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成さんに、作品についてインタビュー。また、プライベートな“オフの過ごし方”についてもお話を伺いました。

 

 

−−作品の見どころを教えてください。

 

映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の出演のお話を聞いたときは、正直、プレッシャーでしかなかったです。芝居経験もそれほど多くないなかで、市毛良枝さんとのW主演ですし、普通の青年を演じることの難しさも感じ、撮影中はずっと挑戦の日々。不安が解消されたのは、撮影が終わった日かもしれないですね(笑)。

 

演じた拓磨は、素直で真っ直ぐな心優しい青年。でも、自分に自信がなくて、そんな人間味のあるところも魅力だと思うのですが、もうちょっと自信を持ったらいいのにと、もどかしさを感じたことも。僕は根拠のない自信があるタイプなので(笑)、そこは自分とは違う部分ですね。似ているところは好きなことに対する熱量や豊富な知識。

 

 

拓磨はコーヒーが好きで、人一倍、強いこだわりを持っている。劇中、コーヒーを淹れるシーンが何度か登場するのですが、僕は今まで自分で豆を挽いて淹れたことなどなく、しかもコーヒーを淹れるのが得意な設定なので、演技をしながら自然に淹れなければならない。それは難しかったですね。指導の先生にいろいろ教えてもらい、家でもキットを一式借りて練習し、毎朝、自分で淹れるようにしていました。まだまだ素人ですが、丁寧に淹れたコーヒーはとても美味しく感じますね。

 

拓磨の祖母役の市毛さんはとても優しくて、役柄同様、僕を本当の孫のように可愛いがってくださって。撮影の合間なども気さくに話してくださり、すごく楽しかったですし、そのままの空気感で演じることができて、拓磨を引き出してもらったなと思います。

 

撮影中は自分の演技に対して「大丈夫かなぁ」という思いが強かったので、完成した映画を観るのも少し不安でしたが、とても温かい気持ちになれる作品に仕上がっていて。タイトルにある”しあわせ”という言葉どおり、幸せな気分になり、前向きな気持ちにもなれたので、よかったなと思っています。

 

 

 

 

 

−−気になる豆原さんの”オフ”について。オフはどのように過ごされてますか。

 

オフは、トレーニングのためにジムに行くのが日課ですが、散歩も好きです。大通りから路地に入ったりして、景色を見ながらのんびり歩く時間がリフレッシュになるんですよね。途中、新たなお店を発見したりするのも楽しくて。ただ、気になるカフェとか見つけても、ひとりで入るのはなんだか恥ずかしくて…… 無理なんです(笑)。

 

「今日は家でダラダラしよう」と決めた日は、一日中、YouTube観賞。東海オンエアさんの番組はマスト!中学生の頃からずっと観ていて、Tシャツやぬいぐるみなど、グッズも持っているぐらい大好きなんです。

 

 

あとは、筋トレや健康系の動画をひたすら観ています。好きなものにはとことんのめり込むタイプなので、壁一面に仮面ライダーのベルトがずらーっと並んでいる趣味部屋もあります。入手困難なベルトもあるので、かっこいいなぁと思いながら愛でたり、つけて楽しむことも。以前出演した「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』の台本も一緒に飾ってあるのですが、これは僕にしかできない特権だなって。次はトレーニング部屋もつくりたいと計画中で、趣味部屋とどう共存させようか迷っています(笑)。

 

体づくりの一環で、食生活も意識しています。冷蔵庫とは別に冷凍ストッカーがあり、中には、鶏の胸肉、さけ、まぐろ、かつおなど、高たんぱく質の食材がぎっしり。それを覗いて、「今日は何を食べようかな」と、調理するのが日課。定番メニューの親子丼では、砂糖の代わりにラカントを使ったり、基本、油は使わないので、フライパンにシートを敷いて食材を炒める。糖質や脂質を抑えた”トレーニングめし”のひとつです。一時期、魚や野菜の蒸し料理にもハマり、味つけはシンプルに塩で食べていました。健康的なことが好きだから、全然苦ではないんですけど、たまに、友達やJO1のメンバーと食べるジャンクフードはテンション上がりますね(笑)。

 

 

PROFILE

まめはら・いっせい●2002年5月30日生まれ、岡山県出身。「JO1」のメンバー。10TH SINGLE『Handz In My Pocket』が10月22日に発売。俳優としても活躍し、出演作に映画『BAD BOYS -THE MOVIE-』、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』など。

 

 

MOVIE

『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』

コーヒーだけにはこだわりがあるが、夢に自信が持てず将来に悩む大学生の拓磨(豆原一成)と、亡き祖父・偉志(長塚京三)が残したサプライズで大学に通い、学びを楽しむ祖母の文子(市毛良枝)。夢に迷う孫と夢を見つけた祖母が紡ぐ家族の物語。

 

10月24日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー

出演:豆原一成(JO1)、市毛良枝、酒井美紀、八木莉可子、

市川笑三郎、福田歩汰(DXTEEN)、藤田玲、星田英利/長塚京三

©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」

配給:ギャガ

 

▶︎映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』公式サイト

 

パジャマシャツ(セットアップ)26,400円、デニムパンツ 71,500円(ともにDIESEL / DIESEL JAPAN)

SHOPLISTはこちらから

 
 
◎Photo / Nitta Kimihiko(L MANAGEMENT) ◎Stylist / Okamoto Kentaro ◎Hair & Make-up / Okuno Makoto  ◎Text / Sekikawa Naoko ◎Design / Hike Naomi

 

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2025年mina12・1月合併号より

記事に掲載されている情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります

 

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My Slow Days 向井 慧(パンサー)
本とサウナと吉祥寺。

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