本屋さんに行くと、さまざまなレシピ本が並び、メディアでも最近なにかと目にするせいろ。私、アシスタント宇野も、流行りにのって購入しました。シュウマイや野菜の肉巻き、蒸し野菜など、ひととおりのレシピはつくったけど、もっとせいろを活用したい……! ということで、最近、個人的に興味津々の韓国料理に挑戦してみました。
韓国のキムチ入り蒸し餃子
キムチマンドゥ

マンドゥは、日本でいう餃子のこと。韓国では蒸すのが一般的なんだそう。餡は、豚肉、にんにく、にらなどで、具材のパターンはいろいろ。キムチは定番の具材みたいです。
包み方も何種類かありますが、私は半分に折って端を留め、丸くなるように包みました。餡をたっぷり入れたので、まんまるなフォルムに(笑)。餡が多すぎると皮が開いてしまうので入れすぎ注意です。キムチが入って濃いめの味つけなので、何もつけずに食べても満足感たっぷり。塩を少々足したごま油をちょいづけするのも美味しかったです!
野菜たっぷりのナムル混ぜごはん
ビビンパ

ごはんの上に豚肉、ナムルをのせて混ぜるビビンパ。私は焼き肉屋さんに行ったら、必ずシメで食べるメニューです。
冷やごはんの上に、生のまま味つけしたにんじん、ほうれんそう、豚肉を並べて12分蒸すだけ。蒸しあがったら真ん中に生卵とコチュジャンとのせます。

豚肉に下味をつけるのにボウルを使いましたが、肉の上に調味料をのせるだけでもよさそう。面倒な洗い物はできるだけ減らして、ちょっとでも楽したい!
豚バラを焼かずに蒸していただきます
サムギョプサル

本来は豚バラ肉を焼いてキムチやにんにく、ねぎなどの具材と一緒に葉野菜に包んで食べるのですが、肉をせいろで蒸してつくってみました。


15分ほど蒸せばできあがりです。口に入れると、肉の脂がジュワッと広がって、食感は柔らかくてしっとり。蒸すだけじゃ物足りないかも? と思っていましたが、焼くのと変わらない満足感がありました。今回挑戦した韓国料理の中で、とくに準備が簡単で食べ応えもあったので、これはリピ確定です…! ちなみに私は、サンチュより手ごろなサニーレタスを使いました。
韓国チャーハンも蒸しで挑戦!
ポックンパ

チャーハンといえば、日本でも韓国でも手軽な家庭料理ということで、卵、ウインナーといった日本でも定番の具材に、キムチ、コチュジャンを加えてみました。

冷やごはんの上に、輪切りにしたウインナー、キムチのせ、溶き卵をまわし入れて10分蒸したあとに、ごま油を足します。蒸した後に入れるほうが、ごま油の香ばしさをしっかりと感じられるのだそう。仕上げに韓国海苔をかけたら完成です。私は食べながら何度も追い海苔してしまいました(笑)。
以上、せいろでつくった韓国料理レポでした。ますます韓国に行きたくなってきた……。
ポックンパのように具材を入れて加熱するだけでできる料理も、丁寧な暮らしをしている感じがするのが、せいろの不思議な魅力。次はせいろでスイーツづくりに挑戦してみたい!

