踊るコラボアイテムを、ユニクロのサービス「UTme!」で製作! minaと縁のあるクリエイター陣と、「週末」をテーマにクリエイティブを進め、アーティだけど日常着にぴったりなスウェットシャツが完成しました。そのあたりの製作秘話、じっくりと語ってもらいます!
collaboration②
×今城 純
▼collaboration creator
今城 純(写真家)
Instagram:@junimajo
写真家・横浪 修氏に師事後、2006年に独立。雑誌、広告、CDジャケット、ムービーなど幅広い媒体で撮影を手掛ける。写真集に『forward』、『encase』など。昨年末から年始にかけて、渋谷PARCOにて個展「BLUE」を開催。
\ JUN IMAJO TALK about Collaboration /
Q.ご自身の創作活動において何を大切にされていますか?
A.ひとりで撮影からプリントまで行い”届く”写真に仕上げること
日常生活にありふれている風景を切り取り、どんな人でも想像が膨らんだり楽しくなれたりする写真を撮りたいと思っています。よくひとりで海外へ写真を撮りに行くのですが、その土地の街並みや自然に惹かれつつも、僕にとっては修行の場。言葉が通じない、地理もわからない、帰る家もない。頼りになるものが何もない状況に自分を追い込み、緊張感を持って被写体と向き合います。すると、その空間を客観的に捉えられるようになり、より集中して構図や光の取り入れ方に意識を配れるんです。
フィルムのプリントは自前の暗室で行い、1枚1枚の写真と向き合う時間をたっぷりとります。ちょっとした違いで見え方が全く変わるので、撮影と同じくらい私にとっては大切な作業ですね。
Q.今回の「週末」というお題目を作品にどう落とし込みましたか?
A.のんびりとした休日のイメージにぴったりな風景だと思いました
この写真は、2019年に出版した写真集『forward』の製作期間中にフィルムカメラで撮影しました。場所はフランスのとある田舎町で、周りには川が流れていました。海外で写真を撮るときは、そのためだけにスケジュールを組んでいて、移動中もずっとカメラを構えています。この1枚も、次の撮影スポットへ向かう道すがら偶然見かけたワンシーンをフレームに収めたものです。
よく晴れた日に芝生の上で寝転がる、名前も知らない人たち。なんてことのない日常に漂うリラックスした雰囲気が、私の「週末」に対するイメージと重なりました。実は、候補は全部で4枚あったのですが、スウェットシャツに落とし込んだ時のバランスも考慮して、この1枚に決めました。
Q.コラボしたスウェットシャツをどのように着て欲しいですか?
A.写真から自由さを感じ取って週末コーデを楽しんで欲しいです
写真は視覚だけで語りかける媒体です。香りや音といった情報はありませんが、だからこそ、受け手の想像力を大きく広げてくれるものだと思いますし、写真の先にどんな世界が広がっているのかを想像するのはおもしろいです。
今回、スウェットシャツにプリントした写真からも、ぜひ自由にストーリーを思い描いていただけたら。そして、そのイメージが日々のコーデのヒントとなって、自分らしいスタイルをより一層楽しんでもらえたら嬉しいです。
\ コラボアイテムを読者のみなさんへプレゼント! /
カラバリはホワイトとブラックの各2色展開で、サイズはM~XLの3サイズを各1名、計18名様にプレゼント! 下記プレゼントページのアンケートに回答のうえ、希望アイテム欄に「UTme!コラボスウェット」とプレゼント番号(A~F)、希望サイズ(M、L、XLから選択)を記入し、送信してください。トートバッグはセットでお届けします。
Photo / Imajo Jun Hair & Make-up / Taniguchi Rina model/Karin Edit / Seno Ryuto
※衣装はすべて本人私物です。
2025年mina11月号より
記事に掲載されている情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります