シャツって、ベーシックスタイルには欠かせない普遍的なピース。だからこそ、ときにはちょっとひねりのきいた、ヴィンテージの1枚はいかがでしょう。長い年月を経ても変わらない品格がありつつ、古着ならではのくったり感が程よく抜け感を演出してくれます。古着店でのシャツ選びのポイントや着こなしを参考に、自分らしいヴィンテージシャツを探してみて。
ネクストヴィンテージ として、注目のラルフローレン 。
狙うなら”ポニーなし”!
(右から)ヴィンテージのシルクコットンシャツ22,000円、ヴィンテージのシルクリネンシャツ15,400円/ともにSAFARI 2号店
お話を聞いたのは……
SAFARI 2号店/サファリ スタッフ藤岡 さん
「90年代のファッションアイテムが、“ネクストヴィンテージ”として再評価されています。そのなかでも、ラルフ ローレンの『NOポニー』モデルは、ツウ好みの一着として価値が高まっているんです。NOポニーとはブランドの象徴である『ポニーロゴ』が一切入っていないアイテムのこと。ラルフ ローレンのシャツといえば、胸元のロゴが印象的ですが、80~90年代にはロゴなしのシャツも生産されていたんです。よりカジュアルな場面に適したシンプルなデザインで、生地もリネンやウールが多いのが特徴。近年、素材やシルエットの美しさを重視するトレンドが強まっていることから、『NOポニー』の価値が再解釈されているのではないかと思います。カジュアルでアイコニックなラルフ ローレンのイメージとは違う、上品で洗練された魅力を楽しんでもらいたいです」(藤岡さん)
襟元から白Tを覗かせて
開襟シャツをきちんと着る
台襟つきのシャツもいいけど、ちょっと肩の力を抜いて着るなら開襟シャツがおすすめ。90年代に人気だった「ボナール」と名のついたラルフ ローレンの開襟シャツは、色や柄、素材のバリエーションが豊富なのが魅力。襟元だけじゃなく、ゆるめのシルエットも今の気分にぴったり! 特に胸元のポニーマークなしの一着はレア度高めだから、古着店に行ったら要チェックです。
ヴィンテージのシャツ 15,400円/ SAFARI 2号店 Tシャツ 22,000円/ HERILL(にしのや) メガネ 55,000 円/金子眼鏡(オプティシァン ロイド)
Photo / Yamada Sayuri(model),Okuyama Yuta(Ye/P48-49 goods),Kai Hiroyo(Ye/P49 goods)
Styling / Murata Aimi
Hair & Make-up / Awaji Misato(POIL)
Model / miu
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