老舗メガネセレクトショップ、グローブスペックスと英国式のテーラリングを基盤としたアパレルブランドのサイがコラボして2019年に立ち上げたアイウェアブランド、サイ スペックス。70年代のドイツ製ヴィンテージメガネから着想を得たというサングラスは、まさに主役級の存在感を放つ。ファッションとアイウェアを知り尽くした、両ブランドのこだわりが詰まった1本があれば、無難にまとまりがちな夏のスタイリングに個性が加わる。
サングラス55,000円/Scye×GLOBE SPECS(GLOBESPECS)シャツ28,600円/KICS DOCUMENT(.HEMTPR)Tシャツ4,180円/Robert P.Miller(GSI ABROS)
レトロなスクエア型と絶妙な色合わせが秀逸
MODEL:RAINER SUN PRICE:¥55,000
薄いパープルのレンズに、クリアなグレーのフレームが個性的でありながら、爽やかな1本。性別問わず使いやすいスクエアレンズは、男女でのシェア使いにも最適です。/Scye×GLOBE SPECS(GLOBE SPECS)
マイルドなキャットアイで個性をプラス
MODEL:VERONIKA SUN PRICE:¥55,000
目尻側が吊り上がったキャットアイと、逆三角形のボストンの間をとったような玉型が柔らかな印象を与えます。クラシックなべっ甲にグラデーションのレンズがアクセントに。/Scye×GLOBE SPECS(GLOBE SPECS)
▶︎PR interview
ファッションとアイウェアの世界が共存するサイ スペックスとは?
グローブスペックス代表 岡田哲哉さん
Qサイスペックスをスタートしたきっかけは?
A「服が好きな私はサイを、アイウェアが好きなサイのメンバーは当店を愛用していたという相思相愛な関係から、このプロジェクトがスタートしました。サイのみなさんは、服だけでなくアイウェアに関しての造詣も深く、打ち合わせはいつもワクワクします。クラシックでありながら、時代の空気感を織り交ぜた唯一無二のブランドをともに目指しています」
Q今回のコレクションの特徴は?
A「ドイツのブランド<マールヴィッツ>を彷彿とさせる上部のメタルバーに、アセテートのフレームを重ねたセルリウムコンビネーションが最大の特徴ですね。ツーブリッジにすることで、よりレトロな存在感を放つように仕上げました。どちらもメガネの世界で功績のあるドイツ人の名前をモデル名にしています」
Q今回のコラボで最もこだわった部分は?
A「70年代のドイツ製メガネの魅力といえば、クラシックなリムのデザインと、重厚感のある見た目。質実剛健なディテールはそのままに、現代の人が着けても快適な軽さを両立するのが難しかったですね。チタン材の厚さと軽さを何度も何度も調整し、納得のいく仕上がりになりました」
<BRAND DATA>
▶since 1998
ヴィンテージ家具を使った店内に、世界のアイウェアが並ぶ。世界最大規模の展示会MIDO展で過去に二度、世界一のメガネ店として表彰。
▶since 2000
ブランド名はテーラー用語で、袖ぐりや鎌を意味する言葉。独自のパターンとオリジナル素材が生み出す上質な日常着は、業界のファンも多い。
◎Photo / Furukawa Yoshitaka(ica / model), Shida Yuya(goods)◎Styling / Murata Aimi ◎Hair & Make-up / Kato Megumi ◎Model/ YUKI
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